小田原 酒匂川河口付近の砂礫

画像1 酒匂川河口の小田原側は砂丘のようになっていて、満潮や高潮、高波等の際には砂嘴?を乗り越えて波がやってきている形跡が見えます。川の側には水鳥がおり、有機物も多く堆積しているように見えます。左上の方に見える道路は西湘バイパスです。小田原東高校前を南に進み、西湘バイパスをくぐって海岸に出ることが出来るようになっていました。
画像2 大雨などで酒匂川が増水すると、砂嘴?に川の上流から流れてきた砂礫等が堆積します。ここの砂鉄は、湘南海岸に多い真っ黒なもの以外に、石英等他の鉱物と溶けて融合したような砂鉄が少なくありません。彩りも色々です。
画像3 砂鉄を選別して拡大してみると、透明な石英と黒い磁鉄鉱が一体化しているものも見えます。
画像4 上の写真と同様です。磁力で繋がって磁鉄鉱の間に入っている石英質の粒も見えます。
画像5 磁性のない砂礫も多様です。木の破片のようなものも見えますが、白いシリカがついており、もしかすると珪化木になっているかもしれません。
画像6 酒匂川から直接流れ込まず、海から運ばれてきたと思われる場所の砂鉄は真っ黒な磁鉄鉱の割合が多いようです。
画像7 礫岩ぽいものを見つけました。大きな粒は玄武岩でしょうか。磁性があります。
画像8 礫岩を裏返してみました。
画像9 この礫岩を拡大してみると、シリカが結晶化して水晶になりつつあったように見えます。
画像10 上の写真と同じ場所を光を落としてみました。
画像11 ここも水晶化しつつあったように見えます。
画像12 同じく光を落としてみました。
画像13 大きな石英の穴から晶洞の中を覗くと見える水晶のようなものができています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?