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推し活がくれた元気 #4周年だからあなたのにじさんじを語ろう

自分が明確ににじさんじにはまったのは、2020年の年始だった。両国国技館のライブは終わり、全国ツアー、Shout in the Rainbowが始まる前だったと思う。コロナウイルスがだんだん生活を蝕み始めた時期であったが、当時精神的に疲れていて毎日家に篭っていた私にはあまり関係なく、時間を持て余す日々の中、溢れんばかりの情報の波に埋もれながらズブズブとバーチャルYoutuberの沼に浸かっていった。

元々自分はアニメや漫画、ソシャゲのオタクであり、ゲーム実況や歌い手などの文化には疎かった。そんな中突然Vtuberにハマり、毎日のように配信やツイッターで推しの生き様に触れることはとても新鮮だった。そして中でも本当に驚いたのが、ツイッター上でのライバーたちのファンサである。ファンアートタグのついたファンアートをライバー本人がいいね、RTをすることは、元々イラストを描くことが好きだった自分にとって高いモチベーションとなった。そうして私はみるみるうちに改めてイラストを描いてネットにアップする、という行為にはまっていった。

ファンアートを描くにつれて、同じ推しを好きな人ともツイッター上で繋がるようになった。毎日推しの配信を見て好きだったところをあーだこーだと言い合う日々はとても刺激的で楽しかった。好きが高じて、にじそうさく(にじさんじオンリーの同人即売会)にもサークル参加して、人生で初めて自分で作ったイラスト漫画本を刷って人前で売り、フォロワーさんから差し入れなどをいただいたり実際にお話しした経験は何にも変え難い。そこから仲良くなりイベント関係なく実際に遊んだり、コラボカフェなどに一緒に参戦したり、ライブに一緒に行くような親しいフォロワーもできた。ライブにあたって出演祝いに楽屋花を贈らせていただいたこともあった。全部初めての体験で、大切な思い出だ。

私にとってにじさんじとは、日々の生活に潤いを与えてくれる趣味の1つでもあるが、ファン活動を熱意を持って楽しませてくれる憩いの場でもあり、同志を見つけさせてくれた出会いの場でもある。今まで受け身で楽しんできたオタクがここまで能動的になれたのは、にじさんじがライバーと運営、ファンが一体となってここまで盛り上げてきた土壌があってのことだと思う。これからもファンの1人として、にじさんじを追っていて楽しいと思えるような空気感の一因になれたら嬉しいなと思う。改めてにじさんじ4周年、おめでとうございます。

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