145.「くすぐられたい」のないくすぐりは暴力
どうも。くすぐりフェチのフロスです。
くすぐりだけに限りませんが、くすぐりが好きだからって誰でもくすぐりたい訳じゃないし、誰にでもくすぐられたい訳じゃないんです。
なので、イベント等でお会いした人や、信頼関係が構築出来ていない人をくすぐる時には「同意を得ましょう」と言うのが、マナーとしてだいぶ浸透しつつあるかと思います。
同意を取らないくすぐりは、はっきり言って暴力に等しいものだと私は思っちゃうんですよね。(DVぐり)
そもそも同意を得たところで、その人をくすぐったり、くすぐられても、自分の満たしたい欲求を満たす事は出来ないと考えております。
そう考えた時に、本来あるべき理想のくすぐりを行うとしたら、同意ではなく合意を得るべきだと私は思ったんですよね。
今回はくすぐりの同意と合意の違いや、どうしたら欲を満たす為のくすぐりが行えるのかについて語っていきます。
それでは本題へ参りましょう!!
■同意と合意の違いとは?■
「同意と合意って何か違うの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
どちらもお互いの意見を一致させたと言う意味では同じように思えてしまいます。
しかし、別の言葉として存在してる以上、明確に、かつ大きな違いがあります。
辞書等で調べると少し言葉の表現が違うのですが、言葉がややこしくて分かりにくいと思ったので、私なりに分かりやすく変換しました。
どういう事かと言うと、相手に「今度は拘束してくすぐってもいい?」と聞かれて「拘束はちょっと怖いから嫌だけど、嫌って言えばやめてくれそうだから良いか」と思う気持ちで「いいですよ。」と答えるのが同意。
「今度は拘束してくすぐってもいい?」と聞かれて「えっ!やめてほしくてもやめてもらえない状況でくすぐられるの大好き!」と思う気持ちで「いいですよ。」と答えるのは合意です。
簡単に言えばお互いが望んでいる事なら合意。片方のみが望んでいる事なら同意と言う事になります。
これ難しい問題が1つあって、それは合意なのか同意なのかをお互いに確認する手段がない事なんですよ。これは恋愛でも同じような事が言えますね。
ぐらが、くすぐってほしいと思った相手に「くすぐってください」と言えないのは「本当に相手がやりたいのか分からない。」「私がそう言ったからくすぐってくれているのではないか」「もしそうなら申し訳なくなる」って悩みをよく聞くんですよ。
これって同意と合意の違いをまさに表していると私は思っているんですよね。
更に言えば、ぐり側も同じことを考えてしまいます。「くすぐってもいいですか?」と言って、くすぐらせてもらうけど「本当に俺にくすぐられたいのかな?」「やめてほしいって思ってないかな?」と言う気持ちを抱えていると終わった後に「くすぐらせてくれてありがとう」なんてつい言ってしまう……
「ありがとう」って良い言葉だし、間違ってるとかでもないんですけど、個人的に相手が望んでいないのかもと思ってしまうと「ありがとう」って言って感謝に逃げてる自分がいると言いますか……
相手も望んでいる気持ちを感じれたら、感謝もしつつ「楽しかった」とか「また遊ぼう」とかで終わる気がするんですよね。
だから「ありがとう」で終わる自分が嫌だなと感じたりします。
そんな個人的に感じてる話は置いといて、何故この手の話はぐら側の方が不満を抱きやすいのでしょうか。
それはぐり側は意思を提示する事が多いので、ぐら側が意思を合わせるのか、それとも意思が一致するかどうかの違いだから、意思を提示しているぐり側が満足しやすいのです。
しかしながら先程も話した通り、お互いに気持ちを確認する手段というものがありません。
「他の誰よりも好きだよ」「あなただけをくすぐりたいから他の人とは遊んだりしない」「連絡もこまめに返します」「他の人に興味はありません」等、どんなに意思を言葉や行動で表す努力をしても、確信を持てない人は存在するのです。
むしろ過剰にしてくれる事で「私の何がそんなに良いんだろう」「良く思われたくてそうしてるのかな?」と素直に受け入れられず、余計に疑ってしまう人もいるでしょう。
だからって努力をしない人は論外です。それは好きな人だろうと、他人だろうと行動が変わらないと言ってるようなものですからね。
本当にくすぐりたい、くすぐられたいで一致しているのにも関わらず、お互いにこんな心配が完全に拭い取れる事はないという事を、ここではお伝えしたいのです。
これは悲しい事ですが、恋愛やくすぐりプレイで難しいと言われる問題だと感じますね……
■欲を満たす条件は相手を信じること■
恋愛やぐりぐらも欲求を満たす為の条件の1つは、お互いが相手を信じる事ではないでしょうか。
私はそれを「信頼関係」という言葉でまとめていたのですが、少し抽象的だった気がしたので、今回は相手を信じる事としました。
また同意と合意の話になってしまうのですが、恋愛もくすぐりプレイも難しいと言われる理由の1つとして、確信を持てる安心材料が1つも存在しない事だと思うんですよ。
お付き合いしてるパートナーがいるとか、結婚してるとかでも、安心を確信するに至る事がない人もいるのが事実です。
じゃあどうすれば良いかと言われたら、もう相手を信じる事しか出来ないと思うんですよね。言い換えれば自分が相手を疑わないと言う事です。
でも、これが出来る人はとても強い人間ですよね。自分が傷つく事を恐れない人とも言い換えられます。
だから相手を信じると言う事は簡単な事ではないし、屁理屈を言えばそのような人はパートナーのような相手も必要ないんじゃないかとすら思えます。
しかしながら、相手を信じられるような人でないと、安心感がないから恋愛も出来ませんし、くすぐりプレイをする対象にもならないんですよね。
くすぐり、くすぐられるだけなら誰だって出来ます。くすぐりフェチのある人は、それだけでもそれなりの欲求を満たす事は出来るでしょう。
しかし、私はくすぐりフェチでも、それだけの欲求を満たす事にあまり喜びを感じません。
本当に満たしたい欲が奥底に隠れていると思ってるし、自分なりに答えは出ています。本当に満たしたい欲求とは何なのかを次の項目で語っていきます。
■承認欲求が満たされると満足する■
強い人間なら自分1人で生きていけば良いし、相手なんて必要ないと思ってしまうのですが、それでも人は恋愛やセックスやくすぐりプレイ(圧)がしたい生き物じゃないですか。
これらに共通することは、相手が必要と言う事です。
もちろん満たしたい欲求の中の性欲も0ではありませんが、極論性欲は自分1人で解消する事が出来ますよね。
なので1番満たしたいと望む欲求は、相手がいないと満たされない“承認欲求“の方だと思うんですよ。
だからくすぐりだけの欲求を満たせても、私は満足出来ないと感じるし、相手が自分のくすぐりを受け入れて喜んでくれたらめちゃくちゃ嬉しいんですよね。
そもそも強い人間というアバウトな定義には、承認欲求が満たされている人が条件だったりします。
くすぐりプレイで求めるものに個人差はあれど、このような特殊性癖を持っている人は承認欲求を強く満たしたいと望むのが自然な流れのように感じます。
だって特殊な性癖って一般的には受け入れ難いじゃないですか。フェチを持った人はそんな過去の経験がある人ばかりだと思うんですよね。
くすぐり以外の性癖を相手から求められたら、私のような変態リテラシーがある人間でも受け入れるのに時間が必要です。(変態リテラシーってなんか良いな笑)
だからこそ同じ性癖で理解してくれるであろう人を求めてアカウントだって作ったし、そんな自分を認めてほしいと思うんですよね。
ただ、これも認めてほしい人と認められなくてもいい人に分ける事が出来ます。
認めてほしい人に当てはまる人と言うのは、自分が好意を抱いている相手になるかと思います。
こればっかりは人と人なので上手くいくことばかりではありません。だから難しいんですよね……
それでも人は認められたいから、距離感を調整して適度な距離感を保ちつつ、このような活動を続けていくんだと思います。
俺のフェチは!!!終わらねぇ!!!!!(フロひげ)
■終わりに■
いかがだったでしょうか?
話は少し変わり、くすぐりフェチの中で「笑わせんな」と言う舞台がくすぐりフェチの心に刺さり話題になっております。(見てない勢)
講演は終了してしまったのですが、場所的に見たくても見れなかった人が多くいらっしゃったのではないかと思います。
笑わせんなの内容は全く分かりませんが、何となく察する部分があったので、今回は流行りに乗っかり、個人的に感じているくすぐりフェチとしての苦労と言いますか、そんな内容をそれっぽく書きました(笑わせんな)
自分で書いた文章は一応チェックするんですけど、文章の後に()が少ない時の記事って結構真面目に書いてる気がしました。(おふざけしたい勢)
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