週末重賞展望 | プロキオンS・七夕賞
重賞展望コラムを担当させて頂きます、かしわうどんです🙇♂️
週中時点で週末重賞について考え、皆様にとって週末がより楽しみになるようなコラムになればと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。
※枠順確定前の見解ですので、最終予想は変更する場合があります
それでは早速、やっていきましょう!
【プロキオンS】
人気筆頭はサウジ・ドバイ遠征帰りのリメイク。昨年カペラSでの鮮やかな差し切り勝ちが印象的で、その点予想者心理には織り込まれそう。ただ、当時は斤量55kgかつ前半3F32.2秒の超Hペースを差して好走なので順当と言えば順当。今回は当時よりもメンバーが強くなり、斤量も58kgを背負わされる場面。1番人気で軸まで据えられるかは微妙か。
次点でドンフランキーが人気しそう。近走は全て逃げる競馬で崩れず。ただ、2走前コーラルSでは今回出走するタガノビューティーらが重い斤量を背負う中で本馬は56kgを背負い力尽きた。今回は斤量的にフラットになるし、距離延長かつメンバー強化かつ長い直線で目標にされる競馬。そう簡単に逃げ切らせて貰える条件ではなさそうで。。。
注目はオメガレインボー。7歳馬ながら能力落ちは特に見られず、それどころか近2走の内容は秀逸。前走は緩いペースで先行馬が残った中、トップハンデ59kgを背負いながら差し切り。やや追い出し遅れた分を考えても強い内容だった。2走前は直線詰まって進路を切り返すロスがあったにも関わらず、最後まで脚を使って今回人気のタガノビューティー・ドンフランキー相手の3着。ゴール後には余力を持って抜け出していたし、まだ上のパフォーマンスを見込めるだろう。砂を被っても怯まないタイプなので中京であればロス無く行ける内枠が欲しいところ。5,6番人気想定なら十分期待できそう。
その他、前走かしわ記念でメイショウハリオと僅差のタガノビューティーも毎回舐められやすいタイプで面白い存在。シャマルも前走の競走中止で必要以上に嫌われるなら買いのパターンか。
【七夕賞】
人気筆頭はフェーングロッテン。近3走は全て逃げて好走。ただ、近3走のレース前半3Fは【36.2・36.3・35.8】となっており、いわゆる楽逃げでの好走と言える。今回は近走の中でも一番きつい展開になりそうなうえに、連続好走の馬柱。流石に期待値は取れないだろう。
フェーングロッテンを嫌えるなら過剰に大穴まで振り回す必要は無さそう。
次点で人気しそうなのは4連勝中のバトルボーン。前走のウェルカムSは走破タイム1.57.8と優秀。2,3歳で東京芝2000mを1.57.9以内で勝利した馬はエフフォーリア・イクイノックス・ブレイディヴェーグ(先日。これは化物)・バトルボーンの4頭のみであり、重賞級の能力を証明済みと言える。ただ、近走よりは間違いなく苦しい競馬になるはずだし、流石に単体で見て4連勝中の馬に期待値があることはそうないだろうと考える。
もう1頭の連勝馬がテーオーソラネル。前走は2,3走前と打って変わって差し競馬での勝利。レース展開的にも決して向いていない中での差し切りは評価できる。また、3代母オトメゴコロの牝系はキタサンブラックと同じであり、その点から考えると勝ち切れなかった本馬が4歳になって急にパフォーマンスを上げてきたのも納得できる。前走の競馬ぶりから差し競馬でもやれることが分かったし、それでいて好位につける先行力もあるなら、選択肢は多いはず。今回はメンバー構成的に1,2列下げて差す競馬に徹すれば上位まで来ても良さそう。懸念点は近走以上にペースが苦しくなることか。
注目馬はエヒト。連勝馬の陰に隠れて実績以上に過小評価されるタイミングに見える。前走のレッドシーターフハンデキャップは内目を回ってきた馬が上位の中、本馬は後方で内から4,5頭分外を回すような競馬ぶり。距離も長かったし度外視で良い。2走前AJCCは1,2,4着馬の4角通過順位がそれぞれ3,3,2番手となっている中で10番手から上がり最速の競馬は間違いなく強い。見せてきたレースぶりは確実に1番強いので斤量で嫌われるぐらいなら買うべきか。
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