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週末重賞展望|天皇賞秋・スワンS

【天皇賞秋】

イクイノックス
前走宝塚記念は安全策で馬群の大外をぶん回すロスがありながら加速ラップで勝利。2走前は馬なりノーステッキで楽勝。どちらの勝ち方もこの馬以外に同じことを出来る馬がいるのかというレベル。その辺り何もかも全て織り込まれた上で単勝1倍台になることから、単勝で妙味を取ることは難しいが少なくとも馬券に入れない選択肢はない。

ドウデュース
前走京都記念は内を回った馬が上位に来た中で1頭だけ外々回して楽勝。斤量も背負わされた中でのパフォーマンスだったしG2では格が違いすぎた。2,3走前はフランスの特殊馬場で見直して良い敗戦。今回は出走全馬の中で唯一イクイノックスを負かしている馬ということで票が集まりやすいタイミング。この点がどうか。シンプルに見た時にプログノーシス・スターズオンアースも明確に実力が劣るようには見えず。それでも逆転候補筆頭として人気してしまう宿命であることから、この馬も単勝という意味では妙味はフラットな印象。

◆注目馬

ダノンベルーガ
天皇賞秋で走破タイム1.57.9以内&上がり32.9秒以内を計測した馬はウオッカ・カンパニー・クロノジェネシス・フィエールマン・イクイノックス・ダノンベルーガの計6頭。単純な数値面だけで言うなら2020年アーモンドアイに迫った上記2頭と遜色ないレベルの走り。それが昨年天皇賞秋のダノンベルーガだった。以降は、ダービー同様に明らかに距離が長いジャパンCで敗戦、展開馬場共に特殊な札幌記念で敗戦と実力以上に馬柱を汚している印象。一方で、左回りワンターンのドバイデューティーフリーでは強烈な脚色で追い込んで2着に好走。やはり、条件さえ整えば間違いなくG1級のポテンシャルを持っている馬。イクイノックスを評価している以上、この舞台でこの馬を軽視することは出来ない。

【スワンS】

◆注目馬

ウインマーベル
2走前は蹄に不安を抱え、中間から順調に調整出来ず度外視可能。3走前京王杯SCでは元々速い上がりを不得意にしていたタイプがキャリア最速の上がり33.2で好走。4,5走前は外枠に飛ばされて組み立て難しく。前走はG1で上位がかなり強い中大崩れせず。近走スタート怪しい点が引っかかるところではあるが、いつも実力以上に人気しない感覚が強く、ここも引き続き人気薄になりそうなら面白い存在。

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◆かしわうどん
21年9月に活動開始。22年中山牝馬S15番人気クリノプレミアムの的中を筆頭に安定した予想とSNS上での競馬情報発信に定評。Z世代の活動者らしく、直近ではInstagramでの発信にも力を入れている

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