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50回目の記念は”あまのじゃく”について

 我ながらあまのじゃくだな〜と思った話。お仕事柄的に年齢や性別関係なく、いろんな人と知り合う機会が多いのであらゆる人と会話ができるように常にアンテナを張って生活しています。テレビやネット、音楽やアニメなど何かしら共通の話題ができればいいなと思い、いろんなものに興味を広げて情報収集する日々。ちょっとした雑学やマニアックな話まで「面白いね」とか「よく知ってるね」と言われるのが快感だったりします(笑)。
 逆に知らない話の場合は新しいネタをゲットしたと思えて嬉しいし、人生のトラブルやハプニングも全て他の人に話す話題だと思って生きています。とはいえ、全てを知ることはできないし私にも好みはあって。例えば映画は好きだけどホラーはあんまり観ないし、スポーツをするのは好きだけど観戦する方はそこまで興味がなかったり。全部が全部人に話題を合わせられるわけじゃないんですよね。
 それでもなるべく”知らない”ということを減らしたくて。よっぽど好ましくないテーマ以外は収集するようにしているのですが…人に勧められるとなんだか興味が失せる!!というあまのじゃく精神があるんです。例えばちょっと面白そうだなぁと思っていた映画があったとしてそれを誰かに「面白かったから絶対観たほうがいいよ」と言われた途端、私の中にあった興味がすーっと消えていくんです(笑)。
 絶対観ないわけではなくて、その後チェックするものも中にはあるのですが。基本的には誰かにお勧めされるのが苦手なんです。この感覚はなんと説明したらいいんだろうか…。まさにあまのじゃくだなぁって自分でも思います。なるべく1日1本映画は観たいしドラマもバラエティもチェックしたいし、流行りの音楽ファッション、なんでもいろんな話題を知っておきたいのに、結局いつも同じ映画を観てしまったり、同じ本を何度も読んだり懐かしいドラマを見たりと、新しいものを取り入れる時間のはずが同じことを繰り返してしまいます。
 そのせいで薦められたものリストがどんどん溜まる(笑)。次に会った時に「あれどうだった?」と聞かれて答えに困る…みたいなことをよくやります。もはや宿題のように会う前日ノルマのように薦められたものを夜通しチェックして翌日に備えるってパターンもしばしば。結果的にそれでハズレだったことも「違うな〜」って思ったこともほとんどなくて、むしろ「意地張らずにもっと早く知れば良かった」と思ったこともありました。
 以前お芝居のワークショップの先生に「役者は”知らない”ということを失くせ」と言われました。それは監督や演出家に「あの人のアレを真似して」とか「あの作品の〇〇のシーン」と例えを言われた時にそれを知らないと咄嗟に対応できないから、無知であることはよくないという理論でした。スポーツや芸術、歴史や文化などどんなことがお芝居に繋がるか分かりませんから、世の中の全てを知る勢いで何もかもに興味を持て!と言われたのをすごく覚えています。
 それを言われる前から同じように知っていることを増やしたかった私は「自分の考えは正しかったんだ」と安心した反面、まだまだ知らないこと苦手意識で遠ざけてるものが沢山あるなぁと実感しました。ちょっとずつでもこのあまのじゃく精神を無くして薦められたものに興味を失わない人になりたいです

 さて先週は上半期の締めくくり、宝塚記念はどうでしたか??私は悩みに悩んで3連単で買うことを決意。どの馬を本命にするか過去の宝塚記念のレースを調べると過去10年で8枠の馬が勝率25%を誇っているではないか!ということで本当はジャスティンパレスにしようかと思っていたところを急遽変更して8枠12番のブローザホーンを1着固定に。相手は広めに買ったのですがここで大きなミスが!!いつもGⅠの時は競馬仲間と気になる馬を共有しているのですが、勧められたのがなんとソールオリエンスとベラジオオペラ。そうなんです、この勧めを素直に聞いていれば私は念願の3連単的中だったわけですが、何を思ったのか参考にせず自分で買いたい馬を優先してしまったのでした。
 見事な走りを見せてくれたブローザホーン、そう私の本命馬が見事1着に輝いたにも関わらず、友人の勧めを無視した私は万馬券を取り逃がしてしまった。こんなところで”あまのじゃく”出してる場合じゃなかったわー、ほんと。強気に3連単をチャレンジしただけにこの選択ミスはかなり悔やまれますね。記念すべきこのコラム第50回目にして上半期の総括でもある宝塚記念を的中させたかったのですが、その願いは叶わずでした…。
 さらに前日の22日函館6Rは2着3着の馬は買っていたけど軸が来ず。取れていれば3連複57270円という高配当だったのですが、私の本命ジュンプラチナは8着。2週連続万馬券的中というわけにはいきませんでしたね。あぁ本当に悔しい!!やはり”あまのじゃく”は1番人気を嫌うことだけにしておきたいと思います(笑)。


現実逃避してる天野を置いておきます!

あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
6月17日に東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や同25日に中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
X(旧ツイッター) @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com

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