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「チャイルド・デス・レビュー 救えたはずの小さな命」の連載を始めました

10月最初の月曜日。東京は朝、気持ちよく晴れていました。みなさん、こんにちは。フロントラインプレスは今日からサブスクの「スローニュース」で新たな連載を始めました。「チャイルド・デス・レビュー 救えたはずの小さな命」がそれです。

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連載第1回の記事は、こう始まっています。

まさか、わが子の命が失われるとは誰も思っていない。しかし、悲劇は突然やってくる。死因さえはっきりしないまま、時間ばかりが経過していくケースも少なくない。「命を救えなかった理由は何か」「今からでも何かできることはないか」。親たちはそう考え、苦しむ。世界一安全と言われる日本で、繰り返される子どもの事故や虐待、自殺…。どうやったら、この苦しさを減らせるのか。社会にできることは何か。命を救う戦いの現在地を伝える。

子どもを突然、亡くすことほど、悲惨で苦しい出来事はありません。しかし、よくよく考えてみれば、各地で何度も同じような出来事が繰り返されてもいます。交通事故、学校内での事故、公園や娯楽施設での事故、さらには虐待やいじめ……。「子どもの死」につながる事例をもっと研究・検証し、精神的な教訓だけでなく具体的で実効性のある対策を打ち立てることができないのか? そう考えて、「チャイルド・デス・レビュー」という試みに心血を注いでいる人たちがいます。

フロントラインプレスはそこに着目し、この春から取材を進めてきました。スローニュースでの記事は第3部まで続く予定です。第1部の取材チームはフロントラインプレスのメンバーの穐吉洋子さん、林和さん、益田美樹さん。第2部以降は、さらにメンバーが増えます。

ぜひ、記事を読んでいただければ、と思います。連載は5回。きょう10月4日から5回連続の予定です。どうぞよろしくおねがいします。

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