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夢の自前球場~ファイターズ開幕戦観戦記

2023年3月30日、他の試合より1日早い開幕戦。
今シーズンから本拠地を北海道北広島市にできた北海道ボールパークFビレッジ内の「エスコンフィールド北海道」に移転した北海道日本ハムファイターズの開幕戦が行われる記念すべき日です。

後楽園球場最終年にファイターズファンとなった私にとって、その後東京ドーム、札幌ドームと本拠地が変わる中でファイターズを応援してきましたが、東京時代は言わずもがな巨人優先の中、居候のような肩身の狭い使い方。
札幌移転後もサッカーと併用のスタジアムで使用料を払って使ってきたという経緯があります。

そんな中、日本ハムから北海道でボールパークをつくる構造が持ち上がり、遂にファイターズのための自前の球場、「エスコンフィールド北海道」で公式戦の幕を開ける日がやってきたのです。

3月30日といえば年度末の平日。
関東在住の私が現地観戦をするにはハードルが高いです。
ただ、この歴史的な日にどうしても現地に行きたい思いが強く、まずはチケットを確保しそこから色々と調整しようと考えました。
チケットを確保することも大変だと思うので確保できなければ諦めがつくと思いました。

チケットは何とか確保できました。
仕事の方は30日に休暇を取り、ナイトゲームなので日帰りは不可なので一泊して31日の朝の飛行機で戻り31日は午後から出勤することで調整しました。

LCCで新千歳空港へ

現地観戦は私と同じく関東在住、そして北海道在住のファイターズファンの仲間と一緒に3人ですることとなりましたが北海道についてから落ち合うこととし、交通や宿泊は一人旅です。

そんな感じとなりましたので予算的にLCCを使うことにしました。

LCCは成田空港発着なので、まずは成田空港まで成田エクスプレスで。
通常料金ですと割と高めですが、溜まったJREポイントを使えば乗車券にプラスして720ポイントで乗ることができます。
しかもチケットレスで乗車直前でもスマホで特急券と引き替えられるので便利です。

成田エクスプレスで出発

成田空港からはLCCのPeachに搭乗。
LCCなのに第3ターミナルではなく成田空港駅から近い第1ターミナル発着なので便利です。
搭乗手続きもスムーズにいき、予定どおりの時刻で新千歳空港に到着し、仲間と合流。
いよいよ現地に向かいます。

その姿に圧倒

エスコンフィールド北海道まではJR北広島駅から徒歩で25分程。バスもありますが長蛇の列となっており、歩くこととしました。

北広島駅にて
徒歩で向かう途中。いよいよその姿が見えてきました。
球場とは思えないその姿。色々な意味で圧倒されました。

運営として斬新だと思ったのは、開場前に球場内に入れること。
この日は18時半試合開始16時開場だったのですが、14時半頃までは球場内のスタンドを除くエリアには誰でも入場することができ、一部の飲食店などか楽しめるようになっていました。
13時頃には現地に到着したので早くも球場内の雰囲気を味会うことができました。

開場の2時間前までは誰でも無料入場可。練習を見ることができました。
ファイターズのレジェンド背番号11。WBCでも活躍したダルビッシュ有、大谷翔平両選手の壁画。

一旦球場の外に全員出るように促され、16時の開場までは外で待機です。
列に並んでいる最中、ブルーインパルスによるセレモニーを見ることができました。

ブルーインパルスが球場の上を飛行します

大混雑の中、球場グルメを楽しむ

いよいよ入場の時がきました。
先程も一旦入場しましたが、全ての飲食エリアがオープンするのは16時の開場以降です。
当然ながらスタンド内の指定された自分の席につけるのもこの時間からです。

入場時にグルメマップを渡され、魅力的な飲食店がたくさんあることが分かりましたがどこも大混雑。
1時間以上待つお店もありましたが、和食の店に20分待ちで食事にありつけました。

飲食エリアは大混雑
何とか買えました

この日は何もかもが初めての日であり、店員さんも不慣れで大変そうでしたが、次回訪問時はもう少しゆっくり楽しめたら良いなと思いました。

感動的なセレモニー

いよいよ試合開始が近づいてきたところでセレモニーが行われました。

セレモニーは素晴らしいの一言。感動的でした。
ファイターズファンになって35年。こんな日が来るなんて。目の前に広がっている光景に涙がこぼれました。

世界に誇れる素晴らしいボールパークができたこと、それ以上にこれからは誰にも遠慮することがない、ファイターズの為の「自前の球場」ができた。
それが何よりも嬉しいです。

新たな歴史の始まり

試合の方は残念ながら負けてしまいました。
ただ、新たな歴史はこれから始まる。
きっと、多くの勝利や素晴らしいプレーをこの地で魅せてくれるでしょう。

そんな期待を胸に再訪を誓いつつ球場を後にしました。

まるでメジャーリーグの球場のよう。天然芝が映えます。

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