わたしの夏 21日目

書けるときに書けることを書くのだ!

いま、食べなくてもいいポリンキーを食べ終わったところです。

8月21日

もう8月21日じゃん!!!
お盆休みの途中から、すっかり体調をくずしていた。
どこも休診が多いので市販薬で茶を濁していたら、ずるずると不調が長引いてしまった。

そろそろ日記をかけるくらいには回復してきたので、また夏をつづけていこうと思う。
空白の5日間は、気が向いたら振り返る。

さて、あんなに夏休みだったが、先週から、また仕事が始まっている。
いまは、プレスリリースと社内報の記事を書いている。
仕事で文章を書けるのは、ほんとうに嬉しい。
イェーイかみさま、見てる?
おれは笑っているぜ


昼休み、冷蔵庫でひんやり冷えていた梨を、おもいっきりテキトーにむいてたべた。
最短ルートで皮をむき、可食部がガンガン減ってもちっとも気にしない。

この梨を育てたひとの目の前ではとてもできないことだが、これは梨とわたしの問題で、梨もこの運命を納得してのことである。

時の回廊に戻っても、またわたしの冷蔵庫のドアを開けて帰ってきてくれると思う。
とっても愛して、シャリシャリ食べたので。


夕方、やはり、身体が不調だと脳が正常に作動していないようで、文章をノリノリで書けない。
文章を書くためのプログラム回路が、途中で不明なエラーで落ちてしまって、処理がすんなり通らないような感じがする。わたしが機械なら。

長引くと、仕事にも、書くのが楽しみになってるこの日記にも影響が出るので、退勤してから念のため病院に行くことにした。


かかりつけ病院がまだ休診中なので、一か八か、近所の古めかしい内科を訪ねた。
毎日のように前を通っていたけど、なんとなく、私には関係のない病院だと思っていた。

大当りだった。

まず、入って最初の貼り紙が「ネコの里親募集」
すごいスピードで心をわしづかみにされた。
速いのは良い。

奥には、院長手書きのコロナに関するオリジナル解説図が貼ってあり、可愛くてわかりやすい。
謎のゆるいオリジナルキャラクターまでたくさん描いてあって、学級新聞みたいだった。

わたしも病院をつくったら、手書きでポスターを書いて貼ったりするのかな。いいなあ
絵が可愛いひとを、名医と呼ぼう。

院長のおじさんは、診察中の説明も、しゃべりすぎなくらい丁寧でわかりやすく、何より、わたしを人間だと思ってくれているのがはっきり分かって、居心地がよかった。
人間でいられる時間は、長いほうがうれしい。

必ずまた行くことが決定した。
ラッキー!


そして、そのまま足を伸ばして自転車屋さんに行き、とうとう黒い自転車を手に入れた。

ずっと乗っていた銀色の自転車が、団地に停めているだけで頻繁にパンクさせられてむなしいので、目立たず、ワルそうな色にした。

キラキラの怪獣ステッカーを貼りたいけど、ナメられないように我慢しようと思う。


闇を切り裂く漆黒の自転車を押し歩き、いつでも猫がいるヒミツの駐輪場に寄って、子猫たちがのびのび遊んでいるのを見てから帰った。

この街で、わたしは、なんか路地に向かってしゃべってるおばさんにもなっているんだと思う。


みんな、うちの子になればいいのに!

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