2021年5,6月 ポスト/ネオクラシカル振り返り

この企画もはや3回目。(ほんとうに)微々たるアクセスではあるものの、継続して見て頂いているようで、ありがとうございます。今回も粛々と直近2か月のポストクラシカル・ネオクラシカルのリリースを振り返り。

1. Carlos Cipa 「Remains(Munich Session)」

毎回登場するひと一人目。「Remains」のホール録音バージョンながら、相変わらずいい音で癒されます。大音量で聴きたい。


2. JFDR 「Backyard Village(Original Score)」


アイスランドのアーティストJFDRの新譜、かつ映画「Backyard Village」の劇伴。北欧ネオクラシカル王道展開ものから、ドローンもの、コーラスものなど盛り沢山!普段のJFDRリスナーにもぜひ聴いてもらいたい良作です。もちろんJFDR作品を聴いたことがない方は氏のアルバムもぜひ。


3. Josin 「Traveller」


(スロウコア+ネオクラシカル+トム・ヨーク)÷2、みたいな曲です。声質をはじめ陰鬱な空気感がトム・ヨークそっくり。今後の作品展開が非常に楽しみなひとりです。


4. Tamas Szigyarto「Membrany 」


国内のピアノネオクラシカルを想起させる音でひと聴き惚れした作品。坂本龍一や上原ひろみ、Wataru Satou、Ayako Taniguchi作品が好きな方は要チェックでお願いします。


5. Masayoshi Fujita 「Bird Ambience」


国内ネオクラシカルを率いるアーティストMasayoshi Fujitaの待望の新作。シンセアンビエント。


6. Stijn Hüwels & Tomoyoshi Date 「A Distant Fire, A Distant Cloud」


シンプルながら強烈な印象を残すアンビエントの名工Stijn Hüwelsの新作。「A Distant Fire, A Distant Cloud (feat. Tadahito Ichinoseki)」では日本語ポエトリーリーディングが飛び出す意欲作となっています。meitei的なアンビエントとの親和性が高そう?


7.・ ・-・ ・- ・・・ ・ -・・「-・ --- ・・・ - ・ ・--・ --- -・ ・-- ・・ -・ --・」


検索を全力で防御していく鉄壁の曲名.....。ネオクラシカルの名門Erased Tapesが製作しているモールス信号シリーズです。サステイン/リバーブの響きが個人的に大好きなので紹介させてもらいました。読める方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えてください。


8. Eydís Evensen & Ed Carlsen「Wandering II (Ed Carlsen Rework)」


毎回登場するひと二人目。今回は同じくネオクラシカルで人気のEd Carlsenによるリメイク作品です。定期的なリリースでプレゼンスを高めています。


9. Dustin O'Halloran 「Silfur」

A Winged Victory For The Sullenの片翼Dustin O'Halloranの新作。弦楽四重奏楽団を従えたゴージャスな構成で、ピアノ好き・弦好きどなたも聴きやすい傑作です。情感に溢れるメロディが身体に染み入ります。

紹介しきれなかったものをまとめて貼っておきます。ではまた2か月後。


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