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プノンペニスト

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東京在住の在宅勤務会社員が書いています。
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2019年2月の記事一覧

テレビの現状

 高度経済成長期、長州力と力道山の熱い試合を、日本にいる全ての人が画面に食いついた、そんな時代があっただろう。 ドリフターズのコントが人気を博し、決まった時間にお茶の間に集まってみんなで1つの画面を見た、そんな時代があっただろう。 ワールドカップで日本代表がベルギーにカウンターで負けた。日本国民は1つの画面を見て肩を落とした、そんな時代も最近あった。 そんなシーンを考えてみると、1つの画面には、「みんな」を集める力があった。 その力を持っているものが、「テレビ」である

雪と手袋

1月がものすごいスピードで過ぎ去って もう2月になった あたりまえのように恵方巻きを食べて あたりまえのように豆をまいて あたりまえのようにバレンタインに心を躍らせる そんな2月の始まりだ そして今日は、2月8日 僕はいま家(シェアハウス)にいる 同世代の学生や社会人の男女5人が1つ屋根の下で みんなで和気あいあいと暮らしているのだが そんな温もりに溢れたシェアハウスのリビングのこたつで 1人で座っている みんな出かけているのだ 金曜日の晩は家には人

僕は「大人」になった

ぷしゅ、カッ。 新幹線に乗っていると どこかしこから缶を開ける音がなる。 ぐびぐびぐび 仕事終わりのサラリーマンが やっと腰を下ろして、缶を口元へ持っていく 勢いよく空っぽの胃の中に放り込まれるものは 至高の黄金の液体だ。 それを人は「ビール」と呼ぶ。 今、僕の手元には銀色に光る アサヒスーパードライがある。 そんなに深く考えずに売店で購入したものだ。 飲みたいと思って買ったわけでもないのに つい買って飲みたくなってしまった 小さい頃は、そ