た行の不動産用語

■退去率/たいきょりつ

入居者が立ち退く割合のこと。主に下記の計算式で算出される。
退去部屋数÷部屋数
この割合が低いほど、収益性の高い魅力のある物件と言える。

■宅地建物/たくちたてもの

宅地と建物のこと。
「宅地」とは、建物が建っている土地のこと。将来建物を建てる予定の土地も含む。
「建物」には、住宅の他倉庫や事務所も含まれている。

■宅地建物取引士/たくちたてものとりひきし

宅地建物取引士資格試験に合格し、宅地建物取引士証の交付を受けた者のこと。
重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印、契約書への記名押印の3つを主な業務として行う。

■建売/たてうり

建売住宅のこと。住宅販売形式の一つ。
建物の完成後に販売される。決まった区画に住宅を建て、土地と住宅がセットで販売される分譲住宅もこれに該当する。
購入者は建築に関する手続きが不要となるので、購入・入居を早期に済ませることができる。

■W造/だぶりゅーぞう

木造のこと。建物構造の一つ。woodの略。
アパートに採用されていることが多い。

■地勢/ちせい

土地の総合的な状態のこと。不動産の評価するための基準の一つ。地質や傾き、面している山や水辺、交通網、過去に起きた災害などを考慮し、調査・評価される。

■仲介/ちゅうかい

不動産取引において、売主と買主の間に立って契約を成立させること。仲介を担当する不動産業者は、売主に代わって買い手を探すほか、契約書の作成、重要事項説明などの手続きを請け負う。

■抵当権/ていとうけん

金融機関から融資を受ける際に、不動産を担保とする権利のこと。不動産を担保に住宅ローンを組み、返済ができなくなった場合にこの権利が適用される。対象の不動産が競売にかけられ、ローンの返済にあてられる。

■謄本/とうほん

土地や建物の所在、面積、所有者や権利関係について記載された文書のこと。不動産登記簿謄本とも。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?