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最近の記事

なぜ生成AIで仕事が減らなかったのか

こちらの記事を見て。なぜ減らなかったというと、まだ色々と課題があるからでしょう。ここで、2023年末における生成AIの課題を整理しておきます。 画像を例に挙げると、確かに、生成する画像のクオリティは向上しましたが、やはりこちらのイメージ通りの画像を生成するのは難しいと感じます。 例えば、何でもいいからグラビアアイドルを生成するだけなら、それは簡単ですが、同じグラビアアイドルでも、レイアウトやポーズ、ライティング、トーン等、様々な要素があり、それをイメージ通りに生成するのは、

    • NeurIPS2023(メモ)

      生成AIの喧騒の中、最先端の研究に触れたくて、NeurIPS2023へ行ってきた。Jazzの街ニューオリンズまで。 一応説明しておくと、NeurIPSはAIのトップカンファレンスの1つで、毎年この時期に行われている。 日本企業からの参加者は、味の素、オムロン、ソフトバンク、ソニー、三菱電機、ファーストリテイリング、IHI、横川電機、NECあたりの方を見かけました。あとはアカデミア。 企業展示もあるけど、ここは学会。特に理論系の基礎研究の発表が多く、こういった地道な研究が

      • キャッチコピーを人気投票で選んではいけない好例 人気投票 世界の灯台たれ。  120票 真理を究め、未踏の頂を踏め  76票 Find humanity within knowledge  73票 最終決定 志ある卓越 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/n_z0508_00024.html

        • Googleは、研究開発をした。OpenAIは、サービスをつくった。

          「米イーストマン・コダックのようなイノベーションのジレンマに陥った」 これが上の記事の結論になっているのですが、本当の原因は「サービス化」ができなかったことにあります。  「グーグルは優れたAI技術を持つが、それが中核事業のインターネット検索を脅かすと同社は考えた。カニバリゼーション(共食い)を引き起こすかもしれないと考えたのだ。結果、同社のAI技術は一般向けサービスとして提供されることはなかった」 事実としては、OpenAIから画像生成AIのDALLE2が出た後、Goo

        なぜ生成AIで仕事が減らなかったのか

        • NeurIPS2023(メモ)

        • キャッチコピーを人気投票で選んではいけない好例 人気投票 世界の灯台たれ。  120票 真理を究め、未踏の頂を踏め  76票 Find humanity within knowledge  73票 最終決定 志ある卓越 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/n_z0508_00024.html

        • Googleは、研究開発をした。OpenAIは、サービスをつくった。

          ChatGPTについて思うこと

          ついに、人間が、特別な存在で無くなるときが来た。 これまで唯一、高度な知能を持ち、言語を話す存在だった。しかし、AIが、言語能力を身につけた。それは、意外なほど、簡単な方法によって実現された。インターネットのテキスト情報を、単語の穴埋め問題にして解いていくだけ。ほぼそれで、数学の問題も解けるようになってしまった。 人間も、赤ちゃんが話せるようになるまで、膨大な量の言語データを浴びるだけ。それを2年間ぐらい続けると「語彙爆発」という現象が起き、話せる様になるらしい。質より量

          ChatGPTについて思うこと