目的もないのに他国語を学ぶ場合の最適解を考えてみる

1.言語の選定

在日、来日割合の多い国とその言語

中国(簡体)
韓国(ハングル)
台湾・香港(繁体)
※フィリピン(公用語はタガログ語、英語)
※ネパール(公用語はネパール語、英語)
ベトナム(ベトナム語・中華系言語)
ブラジル(ポルトガル語)
タイ(タイ語)
※インドネシア(公用語はインドネシア語)
※ミャンマー(公用語はビルマ語)
ペルー(スペイン語)
※インド(公用語はヒンディー語であるが……)
※……多民族多言語国家

インターネットで多い言語(文字として遭遇)

英語
ロシア語
スペイン語
ドイツ語
トルコ語
ペルシア語
フランス語
ポルトガル語
中国語(簡・繁)
ベトナム語
イタリア語

在外日本人の数

アメリカ(英語)
中国(簡・繁)
オーストラリア(英語)
イギリス(英語)
カナダ(英語・フランス語)
ブラジル(ポルトガル語)
タイ(タイ語)
ドイツ(ドイツ語)
韓国(ハングル)
フランス(フランス語)

英語に似た言語

スペイン語
イタリア語
フランス語
ドイツ語
※スペイン語はポルトガル語に似ている
※アルファベットを使用するアジアの言語はインドネシア語・ベトナム語

上記の事から目的もなく言語を覚える場合選択すべき言語は

【必修】
英語・中国語(簡・繁)・韓国語
【優先順位A】
(英語・スペイン語をハブに)
スペイン語・ポルトガル語
(アルファベットをハブに)
インドネシア語・ベトナム語
【優先順位B】
(英語・スペイン語をハブに)
ドイツ語・フランス語・イタリア語
(独自文字)
ビルマ語・タイ語・ロシア語・ネパール語
タガログ語・ヒンディー語

2.学習の方法

科学的に実証されている確実な学習方法は学校の勉強と同じです。

・単語の暗記
・文法
・リスニング

しかしながら、独学で確実な学習方法をアレンジした場合下記のとおりになります



1・単語の暗記
2・文法
  ⇨単語の使い方
3・リスニング
  ⇨シャドーイング

これを元にさらに具体的な学習方法

1・最低300の単語を暗記する覚悟
2・文法 
  ⇨語順だけは確認
  ⇨独り言のフレーズを用意し単語ごと暗記
  ⇨暗記した単語の他の使い方も勉強
3・リスニング
  ⇨シャドーイングで独り言の完成度を高める

最低300単語の根拠

250語:言語の必要不可欠な核となる単語。これら無しではいかなる文も作ることが出来ない。
750語:その言語を話す誰もが毎日使う単語。
2,500語:多少不自然さは残っても、言いたいことはほとんど表現することが出来るレベル。
5,000語:低学歴のネイティブスピーカーレベル。
10,000語:高学歴のネイティブスピーカーレベル。
20,000語:著名な作家による小説などの文学作品を読み、理解し、楽しむために必要なレベル。

参考として日本の英語教育の場合
義務教育:1,200語
高校:3,000語
今後の政府の方針は高校教育で5000語

ですので学生はしっかりと目標をもって真面目に勉強して下さい。こんなページよまないで


海外在住の医療従事者cozy 氏

海外ドラマでは12000語が使用されている。
しかし、劇中一回しか使われない単語もあった。
80%頻出する単語を元に
『海外ドラマは350語の語でできている』
を発刊。
さらにレベルを下げて
『100語で伝わる魔法の英単語ランキング』
を発刊されています。

10か国語を修得している秋山燿平氏

『純ジャパの僕が10カ国語を話せた 世界一シンプルな外国語勉強法』
⇨最低限必要な「犬かきレベルの単語は200語と30フレーズ」

このようなこともあり言語によって差はありますが、目的が無い場合まず狙うのは、300語ほどと考えましょう。

文法に「独り言のフレーズ」を採用する何故なら日常会話は当てにできない。相手がいないから。

さらに多言語を習得する場合、英語をハブ言語として独り言のフレーズを引用する事が多いと思われるので語順については最低限確認しておく事

主語・目的語・動詞 (SOV) 
主語・動詞・目的語 (SVO) 
動詞・主語・目的語 (VSO) 
動詞・目的語・主語 (VOS) 
目的語・動詞・主語 (OVS) 
目的語・主語・動詞 (OSV) 

シャドーイングについては様々な手法があるのでその効果確認して次回に書く


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