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プレイリスト第7弾はトラウマ??

先日5月13日(水)は当店創始者である横さんの6年祭でございました。

例年通りなら、皆んなでお店に集まってワイワイがやがやグイグイとなるはずなんですが、今年はそういうわけにもいかず。代わりにバーチャルダスク(オンライングループ飲み)でたくさんのお客様の顔を見ることが出来ました。皆さまに感謝。横さんに感謝。

何かと今まで通りにはいかないし、今後も色々変わっていくんだと思っていますが、新しいことにチャレンジしてより良い未来になったらいいね♪

というわけで、5月残りの金土夜はDJライブ配信を引き続き行なっています。視聴無料なので興味ありましたら覗いてみてくださいね。

今回はオープン当初から様々なイベントでDJとしてお世話になってる【IDO】さんの選曲プレイリストです。是非解説とともにお楽しみください。

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FROM DUSK TILL DAWNで半年に一度、2月と8月の最終金曜日に開催されるイベント、TRAUMA。このイベントはプログレッシヴ・ロックを主体に「それっぽい」ものを各々のDJの趣味で選曲するイベントで、初開催から毎回DJとしてもリスナーとしても楽しませて貰っています。ダスクではオープン以来(8周年おめでとうございます!)、メタル、ロック、アイドルとジャンル問わず様々な形でDJをやらせて頂いているのですが、今回の選曲をするにあたりコンセプトをどうしようか考えて、結果これに決めました。
「おうちでTRAUMA」
約60分、各曲のコメントを読みつつお楽しみ頂ければと思います。

【FDTD Selected songlist 7 - IDO】

1. Godzilla Theme - KEITH EMERSON
FROM DUSK TILL DAWNだし! 横さんだし! 歌舞伎町だし!ということで、映画『ゴジラ』のテーマからスタート。演奏しているのはキース・エマーソン。なんか優雅にゴジラが登場しそうである(笑)。

2. The Acrobat - KESTREL
イギリスのプログレッシヴ・ロック・バンドが1975年に発表した唯一作『Kestrel』の1曲目。このアルバムがとても好きなんですが、これまでTRAUMAで何度も選びかけて掛けず終いのまま今に至ってしまったのでここで。まったり気味な曲のように思わせておいて間奏部分のジャジーに展開するところとか超格好良いです。

3. O Resolution! - WILDERUN
最近とても気に入っているアメリカはボストン出身のバンドの昨年リリースしたアルバムから。この曲からも感じられるのですが、初めて聴いた時に「OPETHとORPHANED LANDとデヴィン・タウンゼンドが悪魔合体した!」と思いました。しかもそれがアメリカから出てくるということが衝撃。ジャケも素晴らしい。

4. Sit in the Mountain - DEVIN TOWNSEND
というわけでデヴィン・タウンゼンドです。FROM DUSK TILL DAWNはスタッフにもお客さんにもデヴィン好きが多いですよね。なんでだろう?(笑)。曲は『INFINITY∞』の後にリリースされたEPに収録されていたデモ曲。当時日本盤も出ていました。デヴィンもTRAUMAでは常連的なミュージシャンですね。

5. バタフライエフェクト - RAY
音がシューゲイザー/ドリームポップ寄りになってきたので、そのものズバリを。RAYという日本のアイドル・グループの曲です。ライヴを見たこともあるのですが、実はライヴ自体はあまり印象に残らず。でも最近リリースされたアルバム『Pink』を聴いたら、これが格好良くて。アイドルとこの音像の相性の良さよ。

6. Dream House - DEAFHEAVEN
で、ピンク色のジャケット&シューゲイザーで思い出したのがDEAFHEAVENの代表作『Sunbather』(2013年)。最早このジャンルの定番的なバンドになっていますが、彼らの音楽から感じられる地獄のような焦燥感は、自分の身体にとても心地良く響いてきます。

7. イミナイ - カメトレ
残響が心地良い曲をもうひとつ。カメトレというアイドル・グループの今年リリースされたアルバム『ニンゲン』に収録されていたこの曲を。基本ラップと歌メロの絶妙な使い分けで勝負してきたグループなのに、この曲だけはポストロックのそれ。今のところ自分の今年のベスト・チューン。ド名曲。でも6月3日で解散(泣)。

8. Postrock - WALTARI
フィンランドが誇る変態WALTARIの出たばかりのニュー・アルバムから。先行シングルとなったWALTARI流ポストロック。WALTARIはアルバム出す度に音楽性が変化していくのが良いですね。次は何をするんだろう?的な楽しみがある。

9. Very Noise - IGORRR
こちらも今年出たIGORRRのアルバムから。2分も無い短い曲ですが情報が多い(笑)。そしてこの曲は音源を聴くだけでなく、さらに情報量が多くてまぁまぁ意味のわからないミュージック・ビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=3e4nQTFhieo)を見ることをオススメするので、興味ある方は是非。

10. 夜空を全部 - sora tob sakana
TRAUMAでは毎回必ず掛けているsora tob sakana。これは初期の代表曲とも言える曲で、自分が彼女達にハマったきっかけの曲。この頃の彼女達にあった、研ぎ澄まされた曲の中で呼吸をするジュブナイルでイノセントでピュアな田舎の女子中高生っぽい存在感は、初めて聴いた脳天をカチ割られるような衝撃がありました。

11. Phantom Calling - ヤなことそっとミュート
大好きなヤなことそっとミュートの、ライヴでも滅多にやらないスリリングな歌と演奏を楽しめる曲。なでしこというメンバーがいて僕の今現在一番の推しなのですが、彼女の強く直線的で熱い歌声がこの曲の緊張感を増していて、ライヴで聴くとゾクっとします。ああとギタリストの馬場庫太郎が最高。

12. TONG POO - 矢野顕子
TRAUMAにYMOはアリだと思っていて実際掛けたこともあるんですが、いつかこっちもと思ったまま現在に至る曲。矢野顕子さんの“TONG POO”には歌詞があって、顕子さんの歌声も可愛くて、YMOのヴァージョンと同じくらい好き。

13. Challenge of the Psionic Fighter - KEITH EMERSON
ラストもキース・エマーソン。これもいずれ掛けるつもりで用意していた曲でした。アニメ映画『幻魔大戦』(1983年)のテーマ曲。映画に相応しい壮大なキース・エマーソンらしい曲なのですが、どうしてもイントロのメロディが『朝まで生テレビ』のそれに聴こえてくる罠が待っています(笑)。


IDO
メタルでもアイドルでもとりあえずヲタク。ダスクではTRAUMAや時々ROCK TILL DAWN、他では推し増ししナイト!でDJやってます。
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