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プレイリスト第15弾!様々な媒体でみんな彼の言葉を見てるはず!

6月も半ばになりましたが皆様どうお過ごしですか?

ダスクはやっと営業再開しましたよー!まだ、24時までの営業ですが19日の金曜日からは通常営業時間になれそうです!

ライブとかにも早く行きたいですよね!もう少しの我慢かな!

ライブといえば!!という事で、今回は様々な媒体などで執筆されている【増田勇一】さんの選曲です!きっと皆様も何かしらで増田さんの文章を読んでいることでしょう!ダスクでもDJイベント等大変お世話になっております!私の語彙力では流石としか言いようがありませんが、素敵な解説となっておりますので是非解説と併せてお楽しみ下さい!

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オンラインショップで グッズ販売投げ銭 を受付ています。覗いてみてください。

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YouTubeチャンネル登録 してくれるといいことあるかも!?
今まで紹介したプレイリストも以下URLから閲覧できますよー!
https://www.youtube.com/channel/UCtbJJlKdmaPnG0zqbaDaCJA

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かつて新宿にあった伝説のディスコ、TSUBAKI HOUSE。そこで毎週開催されていたヘヴィ・メタル・ナイトに通い詰めた身としては、ラジオのディスク・ジョッキーではないDJ、ロック系クラブ・イベントの体験的ルーツが、やはりそこにあると言わざるを得ない。FROM DUSK TILL DAWNでは、故・横山明裕氏というか横ちゃんとあれこれ相談しながら、メタルを一切かけない80年代ポップス特集とか、AEROSMITHとKISS、QUEENの曲だけで延々と繋いでいく『AKQ選抜』と銘打ったイベントなども過去に行なってきたけども、特にテーマ設定のない時や、若い世代のDJたちと一緒に何かやる時などは、おのずと“あの頃”を軸とした選曲になってくるのが50代も終盤を迎えているわたくし。エクストリーム・ミュージックなどという言葉もなければ、L.A.メタルもスラッシュ・メタルも浸透していなかった時代へようこそ。
※Spotifyに合わせたナンバリングになっております。

FDTD Selected Songlist 15 - 増田勇一

※都合により一部楽曲が再生リストにない、再生できない場合があります。

1&2. The Hellion~Electric Eye/JUDAS PRIEST
幕開けの定番。このイントロが聴こえてきた瞬間、一斗缶を片手にアジャ・コングが入場してくるシーンが脳内に浮かぶあなた、いつか「全女」の話でもしましょう。

3. Thunder and Lightning/THIN LIZZY
このSEが聴こえてきた瞬間、SAXONの“Heavy Metal Thunder”でも44MAGNUMの‟Street Rock N' Roller”でもなくこの曲だと気付くあなた、今度、DUSKで乾杯しましょう。

4. Let It Rain/UFO
雷鳴と稲妻に続くのは当然のように雨。マイケル・シェンカー不在時代のUFOに思い入れのあるあなた、英国パブ気分でギネスでも一緒にどうです?

5. Princess of the Night/SAXON
このバンドの曲にはメタルDJをする時に繋ぎやすいイントロの曲がたくさん。それほど“つかみ”の強い曲が多いということ。ビールが進みます。

6. Stagefright/DEF LEPPARD
このスピード感こそが、若き日の彼らならではの持ち味のひとつ。ステージ狭しと駆けまわる、今は亡きスティーヴ・クラークの雄姿が目に浮かぶ1曲。

7. Iron Maiden/IRON MAIDEN
1980年の春、つまり40年前に登場した1stアルバムからの選曲。横ちゃんも共演歴のあるポール・ディアノの粗野な歌声も、この時代の楽曲ならではの魅力。

8. Hellbound/TYGERS OF PAN TANG
N.W.O.B.H.M.期の名盤、『SPELLBOUND』(1981年)より。2曲目の‟Thunder and Lightning”に続き、ギターはジョン・サイクス。彼の新譜はどうなったんだろう?

9. Breaker/ACCEPT
ジャーマン・メタルという言葉がまだ定着していなかった時代、「さすがは刃物で有名なゾーリンゲン出身のバンド!」という不思議な感嘆をもたらしたのが彼らだった。切れ味鋭い!

10. Do You Close Your Eyes/RAINBOW
ギターやキーボードのソロが長いイメージのあるRAINBOWの曲には実はコンパクトなものも多い。3分間のキラー・チューンをどうぞ。

11. Love Ain’t No Stranger/WHITESNAKE
このバンドの数多の名曲のなかでもいちばん思い入れ深いのがこの曲。意中の誰かにお酒をふるまう時は、カヴァデール先輩のように甘いディープ・ヴォイスで。

12. Pictured Life/SCORPIONS
実は現状、Spotifiでは特定の時代の作品がまだ解禁になっていない蠍団。ならば敢えて70年代の曲を選んでしまおう。あの発禁ジャケットでお馴染みの『VIRGIN KILLER』からの選曲。

13. Never Say Die/BLACK SABBATH
暗黒の帝王、1978年発表のアルバムの表題曲。当時の英国はパンク・ロックの嵐が吹き荒れていた頃。そこでこのタイトルが掲げられていたこともまたちょっと意味深長な気がする。 

14. (We Are the)Road Crew/MOTÖRHEAD
史上最凶のバンドによる史上最強のロード・クルー・アンセム。DUSKクルーとみんなで乾杯する際には、この曲も一緒にどうぞ。

15. Hell Ain’t a Bad Place to Be/AC/DC
今、横ちゃんが暮らしているのは天国であるはずだけども、もしかしたら生前の生活態度が災いしてもうひとつの世界に送り込まれていたりして。ちなみにこの曲の邦題は「地獄は楽しい所だぜ」だぜ。

16. Rocket Ride/KISS
我々世代の大半が少年期に通過してきたのが、この地獄の軍団。今回はエース・フレーリーが歌うこの曲を。またいつか『AKQ選抜』でもやってみようかな? 賛成の方は拍手を。

17. ROCKET DIVE/hide with Spread Beaver
KISSのあの曲を聴くと条件反射的に思い出してしまうのが、やっぱりこの曲。天国で盟友hideと一緒に横ちゃんもセッションしてたりするのかも。

18. United/JUDAS PRIEST
そして最後はやっぱりこの曲。UNITEDのライヴが終わって会場を後にする時の気分に浸りつつもう一杯楽しんでください。ただ、そこでふと気付かされるのだった。そのUNITEDを1曲もかけていなかったことに。横ちゃんゴメン、今度こそ。


増田勇一
『BURRN!』『MUSIC LIFE』での編集者生活を経て1998年よりフリーランスに。2010年からは『MASSIVE』の制作を手掛けながら、相変わらず邦楽・洋楽問わずあちこちで執筆。著書に『ガンズ・アンド・ローゼズとの30年』など。映画『ボヘミアン・ラプソディ』では字幕監修も担当。DJやトークライヴもときどきやります。基本的にビール党。
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