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プレイリスト第5弾は映像系?

前回の記事で「ゴールデンウィーク真っ只中」とかい言っちゃったけど、世間的には今日(5/2)からみたいですね。。

もうすっかり日にちとか曜日とかの感覚が消えかかっている今日この頃。日用品の買い物以外では全く外出しないので、先日ひさしぶりに外に出たら異世界に来てしまった感を味わいました。それはそれで新鮮で良かったけど。
というわけで(?)、プレイリスト第5弾でも異世界、もとい、非日常を楽しんでいただければと思います。

今回は、元ダスクスタッフ、フォトグラファーとしても活躍中の【Ko-ichi】です。彼らしいヴィジュアル視点から選曲したプレイリストを解説と交えてお楽しみください。

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Spotify企画にお誘い頂きましたが、あいにくSpotify利用してないのでありまして、先に公開されてるプレイリストも聴かずに解説読んだだけの私ですが、それでも楽しめましたので、お時間ある方は同じように解説読んで興味を持った曲を聴いたり、観たりしてもらえたらこれ幸いであります。

【Bar From Dusk Till Dawn Shinjuku】はいわゆるロックバーですがお店の名前からもわかる通り横さんが映画大好きということもあり映画についてもよく語らいました。
そんな訳で元ダスクスタッフKo-ichiが映画や映像作品と絡めながら選曲してみました。

【FDTD Selected songlist 5 - Ko-ichi】

1. Born To Be Wild - Steppenwolf
横さんが最後のLive(バンマスを務めたPASSPO⭐︎のバックバンドThe Ground Crew)時にカバーした、アメリカンロードムービーの金字塔『Easy Rider』のテーマ曲
“Heavy Metal”の語源はこの曲の歌詞だとか※諸説あり

2. Like A Rolling Stone - The Rolling Stones
原曲はボブ・デュラン。原曲が最高なので誰がカバーしてもカッコいい(元も子もない)が、注目はPV(YouTubeにオフィシャルあるよ)
もうね、グニャグニャなのよ全部、呑み過ぎてこの景色を見たことある人も多いのでは苦笑。

3. Layla - Derek & The Dominos
説明不要の名バラードいとしのレイラ。真先にあの印象的なイントロが頭の中に流れる人は多いはず。
2:20あたりからのクラプトンとデュアン・オールマンのソロの掛け合いも必聴。しかし聴きどころは3:15あたりからのピアノをバックにした壮大な後半部、このパートだけで別の曲として成り立つ程の美しさ。そしてこのパートをマーティン・スコッセッシ監督は映画『Goodfellows』の劇中にてマフィアによってウラで消されていた死体がゴロゴロ出てくるシーンで使用。相反するようで違和感なくあのシーンを印象付けるスコセッシ監督のセンスたるや恐るべし。

4. You Could Be Mine - Guns N’ Roses
みなさんご存知の映画『ターミネーター2』の主題歌。
当時、音楽に興味がなくても映画と相まってイントロだけで「うぉー何コレかっこいいぞ!」とRockに目覚めた少年少女は多いはず。
この映画と『ラスト・アクション・ヒーロー』(どちらもアーノルド・シュワルツェネッガー主演)あたりからハリウッド映画にロック・メタルバンドの起用が増えた印象。
(『ラスト・アクション・ヒーロー』のサントラのメンツやばいよ!)

5. Give It Away - Red Hot Chill Peppers
今でこそ世界のビッグネームだが、はじまりはロサンゼルの卑猥なヤンチャバンド。
その若かりし頃のおバカ全開悪ふざけな姿が観れるPVがこの楽曲。
監督「君達を銀色に塗り、砂漠に立たせたい。」→ メンバー全員即賛成
そのまんまだけどそのバカバカしさが最高。
常々楽器隊のレベルの高さばかりが評価されがちだが
(自身も3人の天才と1人のピエロと評する)ボーカルのアンソニーのリリック、ライミングセンスもナイス。(この曲に限らず)

6. Wake Up - Rage Against The Machine
当時の日本人の7割が観た(うそ)映画『マトリックス』から。
ラストシーン、主人公ネオはシステムにメッセージを送る
「人類は目覚める、戦いはこれからだ」そしてこの曲、飛び立つネオ。シビれた。。。
からのRock Is Dead / Marilyn Manson 、この頃は新作映画=旬なロックバンドが当たり前に。
完全に余談だけど『ジョン・ウィック』(どちらもキアヌ・リーブス主演)にモーフィアス(マトリックスの重要キャラ)出てきて笑えた。

7. Karmacoma - Massive Attack
あのゲリラグラフィティアーティスト=バンクシーの正体と目される人物が在籍するブリストルサウンドの雄。楽曲はもちろんPVも総じて良し。(どれをお勧めするかかなり迷った)
この曲のPVはとあるホテルが舞台。キューブリック監督の『シャイニング』へのオマージュもあり様々な狂人に出会える。

8. Let Forever Be - The Chemical Brothers
ビートルズのTomorrow Never Knowsを元ネタにオアシスのノエル・ギャラガーを迎えマンチェスター臭全開の彼ららしい1曲。PVのサイケなポップ感がこれまた最高。
監督はミッシェル・ゴンドリー。個人的に神と崇拝している映像作家。
先に紹介したLike A Rolling Stone / The Rolling Stonesも同氏のよる作品。

9. Around The World - Daft Punk
懲りずに楽曲よりミシェル・ゴンドリー作品を紹介(全てYouTubeでオフィシャル映像視聴可、あれSpotify企画だっけ?)
アイデアはシンプル、ビートやメロディなどそれぞれのパートに合わせて動くチームの集合体。
それをこんなに面白く料理するとは。音楽をストーリーとかではなく動きだけで目でも楽しませてくれます。

10. Drop - The Phercyde
ロサンゼルス出身なのにサウンドは東海岸のように圧倒的にオシャレ(偏見?)な4MCHipHopグループ。
このPVを手掛けたのは天才映像作家と呼ばれるスパイク・ジョーンズ。
このトリッキーな作品はエフェクトではなく、ネタバレだけど逆再生。逆の動きを撮影しての逆再生。わかる?
身体の動きだけでなく口の動きも合わせるために言語学者の指導を受けながら制作されたとか。
アイデア勝負だった時代の作品はどれも本当におもしろい。

11. Virtual Insanity - Jamiroquai
当時、ジャミロクワイ聴いてる奴はオシャレを気取りたいだけだろと思ってた笑。
このPV流れまくってたから(CMかな?)変な帽子かぶりやがって、とか。(みんなごめん)
後にデジタルな音楽の面白さを知ってからアルバム全部揃えた。
この印象的なPVは先に紹介したKarmacoma / Massive Attackと同じ監督による作品。

12. Runaway Baby / Bruno Mars
世界中で売れに売れたアーティストなのでもはや説明不要。
是非観て欲しいのは、2014年に行われた第48回スーパーボウル(アメリカンフットボールの優勝決定戦=アメリカ最大のビッグイベント)
でのハーフタイムショー。ヒット曲で畳み掛けるテンションの高いステージにオーディエンスもノリノリ。
原曲にはないこの曲の間奏部でのダンスがセクシー。バックバンドもキレキレ。
そして先に紹介したGive it Away / Red Hot Chill Peppersご本人登場。オーディエンス大爆発!
まさに現代のキングオブエンターテインメント。今すぐYouTube観るべし!(だからSpotify企画だって)

13. Black or White - Micheal Jackson
キングといえばMJ。この曲のPVは導入部が最高。
あのマコーレー・カルキン君が部屋で絶好調エアギターノリノリ
→ 親父に怒鳴られる「クソったれな音楽を止めてさっさと寝ろ!」
→ カルキン君リビングに巨大スピーカー設置、ギターをジャックイン、ヴォリューム全開、メモリにはAre You Nuts !?!の文字(正気か!?!)
→ サングラス装着「Eat This…」(これでも食らえ...)ギターをジャキーン!
→ 吹き飛ぶ窓ガラス、親父アフリカまでぶっ飛ぶ笑。
コレいつかやってやろう!とワクワクしたギターキッズも多いはず。
曲のギターはYou Could Be Mine / Guns n’ Rosesのスラッシュ。
でもカルキン君が鳴らすギターはエディ・ヴァン・ヘイレンモデルの謎。

14. I Would Die 4 U - Prince
あのMJがもしギターを弾いたらの答えはこのお方、観ればわかるよ『Purple Rain』。
MJ+ジミヘンだからね、足して2で割らないからね、控えめに言って天才ですはい。
タイトル曲ももちろん素晴らしいのだけど、この曲を選んだ理由はマイクスタンドが自ら踊ってるような滑らでセクシーなパフォーマンスなどプリンスらしさ全開。
あ、この曲ギター弾いてないな。。。

15. Born Slippy - Underworld
映画『Trainspotting』は主演のユアン・マクレガーとアンダーワールドにとっての出世作。
サントラ参加アーティストも豪華。オープニングはLust For Life / Iggy Pop、
クラブで女の子と目があった瞬間流れるAtomic / Blondieなど
映画の印象的シーンでの選曲がナイス。
そしてエンディングでこの曲をバックにオープニングのナレーションを回収
「これが俺のする最後の悪いことだ。これで終わりにして、まともになり、人生を探そう。
ずっと探し求めていた、あんたと同じような人生を。」

以上、SpotifyよりYouTube派なKo-ichiがお送りいたしました。Peace⭐︎


Ko-ichi
フォトグラファー、元FROM DUSK TILL DAWN Shinjukuスタッフ
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