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”土木舟遊び”の過去を振り返る

こんばんは。今日もおつかれさまです。偏集長のマツです。
今年2023年も皆さまお待ちかね、舟遊びみづはプレゼンツ、土木技術者である橋の町医者マツならではの解説付き恒例土木舟遊びを開催します。今年も完売(/・ω・)/ 本当にありがとうございます。5便の運航を予定しております。
さて、せっかくなので、2018年にはじまり、コロナに負けずに6年目を迎える土木舟遊びの過去5回を振り返ってみたいと思います。

2018年(平成30年) 初回は橋!2便運航!

開業5周年記念企画「橋梁エンジニアと行く東京橋語り舟遊び」
2018年10月13日(土)1便目:11:00~:13:00(120分)           
           2便目:13:30~:15:30(120分)

舟遊びみづはホームページより

<舟遊びみづは案内文>
橋を愛する皆様に送る、土木技術者の解説付き橋めぐり
リバークルーズの楽しみの一つに、橋めぐりがあります。江戸時代に築かれた水路網のおかげで、東京には橋が沢山。関東大震災や戦争を経て、近代化が進み、時代は変わっても橋の名前は変わらず、重要なインフラとして、地域のランドマークとして、東京の街と人を支えています。橋には色々な形がありますが、それは単なるデザインだけではなく、橋を架ける場所の地形や地盤の強さなどを考慮して造られた形。土木技術者であり、橋の町医者である松永昭吾さんをお迎えし、普段はなかなか知ることのない技術的な側面からの橋のお話を、舟でめぐりながら伺います。「橋の裏に見えるあの突起はなに?あのチェーンはなに?」と思っていたあなた、疑問を解消するチャンスです!理系の知識がなくても、橋を見てキレイだなー、カッコいいなー、と思える人にはうってつけの舟遊び。お話上手の松永さんが、素人にもわかりやすく、橋のあんな事、こんな事を教えてくれますよ!

https://www.funaasobi-mizuha.jp/topics/20180903hashi.html

イベント参加者にはダブル手ぬぐいのお土産付き!
船体の色に合うよう色を調合してもらい、みづはの舟遊びに出てくる橋や、麒麟、ユリカモメなどをロゴと共に散りばめた、開業5周年記念オリジナル手ぬぐいと、この舟遊びでもご案内し、松永さんも大好きな「清洲橋」を描いた手ぬぐいがお土産に付きました。伝統製法注染の手ぬぐいは、日本橋堀留町の老舗、梨園染戸田屋商店製です。

5周年オリジナル手ぬぐい
清洲橋を描いた手ぬぐい

2019年(令和元年) 第2回は歴史!

「土木博士と巡る都市のいしずえブラドボク舟遊び」
2019年11月10日(日)1便目:10:30~12:30(120分)
            2便目:13:00~15:00(120分)

舟遊びみづはホームページより

<舟遊びみづは案内文>
江戸東京を愛する皆様に送る、土木博士の解説付き舟遊び

徳川家康の江戸開府以来、江戸、そして東京は過去の遺産の上にインフラを重ねて発展して来ました。土木工学博士の視点で、東京の土台となっている土木遺産をセレクトし、水路を巡りながら、現代の東京の礎となっているモノ達をブラドボク。ナビゲーターは、昨年橋語りをしてくださった、松永昭吾さん。物理や土木の素人でも楽しめる、楽しいドボク巡りです。歴史好きにも、目から鱗の情報が沢山ですよ!

https://www.funaasobi-mizuha.jp/topics/20190930buradobo.html

2020年(令和2年)第3回は埋立て!増便!

土木工学博士と行く、江戸から令和六時代タイムトラベル舟遊び
2020年10月24日(土)1便目:13:00~15:00(120分)               
           2便目:15:30~17:30(120分)
=増便しました=
2020年10月25日(日)12:00~14:00(120分)

舟遊びみづはホームページより

<舟遊びみづは案内文>
江戸から令和に至る東京の埋め立ての歴史を、土木博士の解説で舟から学びます

江戸・東京の都市としての発展は、埋め立てから始まりました。江戸時代の埋立地佃島から、令和の新海面処分場まで連綿と続く東京の埋め立ての歴史を、運河から新旧の埋立地をタイムトラベル的に見ながら楽しく学びます。解説は、2018年以来毎年土木に対する好奇心を刺激してくれる土木工学博士、松永昭吾さん。どうしてこの場所が埋め立ての対象になったのか?、埋立地って実際どうやって出来てるの?そんな疑問が解消するかもしれません。土木の素人でも楽しめる舟遊びです!

https://www.funaasobi-mizuha.jp/topics/20200925doboku.html

手ぬぐいの色がかわりました!
永代橋、清州橋、日本橋などをデフォルメしたイラストをちりばめた、伝統製法注染のオリジナル手ぬぐいです。日本橋堀留町の老舗、梨園染戸田屋商店製。2020年の色は錆びを利かせた朱色です。

新色手ぬぐいは朱色

2021年(令和3年) 橋の技術史!4便運航♪

橋梁エンジニアと行く、橋の技術史舟遊び
2021年11月6日(土)1便目:10:00~12:00(120分)             
            2便目:12:30~14:30(120分)
2021年11月7日(土)1便目:10:00~12:00(120分)
            2便目:12:30~14:30(120分)

舟遊びみづはホームページより

<舟遊びみづは案内文>
東京の橋の歴史を、橋を造る技術の観点から土木博士の解説で学びます

1923年の関東大震災から98年、1964年の東京オリンピックから57年が経過し、変わりゆく街の風景とともに、橋の技術も時代と共に変化を続けています。今回は、東京の橋の歴史を、橋を造る技術の変遷や、その時代背景を織り交ぜながら、橋梁エンジニアにわかりやすく解説して頂きます。橋や歴史にご興味があれば、予備知識は不要、お気軽にご参加いただけます。日本橋川~神田川~隅田川~亀島川を2時間かけてゆっくりと巡る予定です。

解説は、2018年以来毎年土木に対する好奇心を刺激してくれる土木工学博士、松永昭吾さん。土木の素人でも思わず引き込まれる舟遊びです!

https://www.funaasobi-mizuha.jp/topics/20210928bridgetechnology.html

2022年(令和4年)復興・運河 5便運航!

土木工学博士と行く復興・運河100年の歴史舟遊び-関東大震災復興100年に向けて-
2022年11月11日(金)13:30~15:30 ふくおか教養塾特別運航便
2022年11月12日(土)朝潮発着  1便目:12:10~14:10                               
                 2便目:14:40~16:40
2022年11月13日(日)越中島発着 1便目:11:10~13:30
                    2便目:14:00~16:20

舟遊びみづはホームページより

<舟遊びみづは案内文>
関東大震災をきっかけに整備された運河や埠頭の歴史とイマを専門家の解説付きで

1923年の関東大震災は、明治維新以降、江戸を土台として発展してきた東京の脆弱性を浮き彫りにした出来事でした。浅瀬が多く、大型船が入れない東京湾には、設備の整った港がなく、救援物資の輸送にも難儀したと言われています。来年の関東大震災復興100年を控えて、震災を契機に大正14年から整備が始まった東京港の埠頭群や、貨物の内航連絡水路として開削された京浜運河や芝浦運河を土木工学博士の解説で巡ります。

解説してくれるのは、2018年以来毎年土木に対する好奇心を刺激してくれる土木工学博士、松永昭吾さん。土木の素人でも思わず引き込まれる舟遊びです!変化を続ける東京港湾エリアの旬な風景と共にお楽しみください。

https://www.funaasobi-mizuha.jp/topics/20220930keihincanalhistory.html

 いかがでしたか。これ以外にもスピンオフ企画として、横浜国立大学細田暁教授のコンクリート、今年は町歩きの達人加藤隆さんの鉄道舟遊び(鉄みづは)も開催されました。マツの土木舟遊びは、2023年(令和5年)に6年目を迎え、11月11日、12日、19日の3日間で計5便を運行します。ぜひお楽しみに!

文:松永 昭吾(マツ) fromDOBOKU偏集長     
土木偏愛note「fromDOBOKU」偏集長。酒と本をこよなく愛す土木男子。橋の町医者。専門は橋と災害。「土木はやさしさをカタチにする仕事」がモットー。横浜国立大学総合学術研究院客員教授、九州産業大学教授(非常勤)、大分工業高等専門学校非常勤講師。土木学会土木図書館委員会委員、地震工学委員会委員。その他、土木写真部福岡支部長、土木偉人かるた部西部支部長、マンホール探検隊九州支部長、福岡スリバチ学会会長。(株)インフラ・ラボ代表取締役、(株)サザンテック執行役員上席技師長、(株)ドボクのミカタ顧問。工学博士・技術士・防災士。趣味は土木写真と歴史まち歩き。53歳。
<橋の町医者マツInstagram> https://www.instagram.com/matsu.bridges/