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土木学会誌 第108巻 第1号 特集「世界からみた日本の土木」
日本大学の岩城 一郎先生が編集長となられた土木学会誌編集委員会新体制の記念すべき第1号。新しく学会誌の顔となった山崎 エリナさんの人に着目した写真が光る。
「土木と人」「外から見た土木」「地域と土木」の三つを編集方針とした岩城体制の記念すべき最初の特集は「世界からみた日本の土木」主査は建設コンサルタントの山本礼子Reiko Yamamotoさん。
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こちらも、松永 昭吾さん、小川 慎太郎さんと田中尚人の新三役の衣替えとなった土木学会WEB情報誌from DOBOKU の土木学会誌動画「DD」にて今朝動画撮影のため、山本礼子さんにお話をうかがいました。
中身は本誌に譲るとして、目を引くイラストは、近年グラレコ(グラフィック・レコーディング)の実践者として、引っ張りだこの中嶋伸恵さんの作品。実は彼女は、岐阜大学時代の教え子なのです。しかし、僕からの推薦ではなく、各方面の諸先輩との協働による抜擢で、とても嬉しく思っています。こちらも土木学会誌を読む楽しみになりそうです。
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今月号で、僕が土木学会誌らしいなぁ、と感じたのは、久しぶりに本来の体裁となった「私は英語ができない」と題した編集後記。五人の編集担当チームの人柄や思いを知ることができる。また、この英訳は「Beyond the language barriers」となっており、山田 菊子さんの丁寧な仕事だろうなぁ、と推測(笑)
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「さあ、旅に出よう」と山本さんが締め括って下さったのは、2022年8月号「土木遺産を巡る旅」を編集担当した仲間だから、と勝手に解釈。さあ、新生「岩城丸」の出帆です!
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bon voyage!
文責:田中尚人(熊本大学大学院 先端科学研究部 准教授)
プロフィール
from DOBOKU 副偏集長。専門は土木史、景観マネジメント、都市地域計画。趣味は散歩と妄想。文化的景観保全の研究と実践を熊本県を中心に行い、水辺の国土史を紡ぎたいと考えている。著書に恩師中村良夫先生らと編んだ『都市を編集する川-広島・太田川のまちづくり(渓水社,2019.12)』がある。