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名古屋VSFC東京

ユンカー! ハットトリック!

勝ちましたわ!
我らがエース、ユンカー様のハットトリックで!
スポーツニュースではなぜかFC東京の荒木の得点映像しか出なかったけど。

これまで、キャプ翼三杉君的な扱いしてごめんなさい!
まだまだボールが収まるとか、周りとの連携とかを考慮すると、
完全復帰とまではいけてないとは思いますが、
それでもおつりがくるくらいの「ハットトリック」を決めてくれるとは。
まぁ。なんとなく。予感はしてたんですけどね。

777

今回はスタジアムで観戦ということで、
17時くらいに豊田市駅周辺に到着しまして。
ちょっとお買い物をしておりましてね。
何気にチョイスした商品2つ。
レジに持っていくと、「777円」。
おおっー!これは良い兆し!
今日は勝てちゃうかもなぁ。なんてちょっとだけ気持ちは上向きに。
この数字が得点者まで暗示していたとは、
この時は気にも留めず。
今回のハットトリック。
分析してみましょう。

1点目は内田がPKを獲得し、ユンカーが決める。
背番号「34」が獲得し、「77」が決める
3+4=7 → 77 = 777

2点目は和泉からの折り返しをユンカーが決める
背番号「7」から「77」に
7→77= 777

3点目は森島からのCKを稲垣が折り返し、ユンカーが決める。
背番号「14」→「15」→「77」
14+15=29 9-2=7 → 77 =777
※この数式はチョイ苦しいな

いやはや私がこの勝利を呼び込んだといっても過言ではありませんな。
信じるか信じないかはあなた次第です!

振り返ろう

さてさて、前置きが長くなりすぎたが、
試合自体を振り返ろう
スタメンは
吉田、ケネディ、河面の3バック。
※腹痛ハチャンレはサブのよう。
ダブルボランチに稲垣、椎橋。
WBは右内田、左小野。
2シャドーに永井、森島。
1トップはユンカー。

3バックはセンターに吉田かと思いきや、
センターはケネディ。
FC東京のディエゴをきっちり抑えます。
空中戦はほぼ完封。
吉田は吉田で早い段階でカードをもらいはしたものの、
その後は持ち前のテクニックを駆使した守備を見せます。
右WBに入った内田との関係性も良好で、
相手WGの侵入をほぼ許さず。
若干気になった点ですが、
守備時は5枚で守りはするけども、
なぜか逆サイドの大外が開いている状況に。
改善の余地があるかなと思います。

しかし、何気にこの手のウイングがしっかりとワイドに広がってきてくれるタイプのチームとはやることがはっきりしているせいか、
守備が大崩れしませんね。

FC東京の印象

今回、松木君と荒木君がスタメンから出ておらず。
なんとなく、ラッキーと思いつつ。
後半出てきたところからは、ちゃんとやられちゃうという結果に。
FC東京は攻撃時は安斎、俵積田が両サイドに張り、
ディエゴ、仲川が真ん中で縦、横の関係で仕留めるという感じ。
両サイドバックも縦に突っ込んでくるシーンは少なく、
中盤でボール回しに加わる感じ。
荒木、松木が出ている時間帯は
オープンな展開になっていたとはいえ、
チーム全体でボールを前に運ぶことが出来ており、
気の利いたところに人がいるという状況が作れていましたが、
出ていない前半なんかは、あまり脅威を感じることもなく、
しょうもないファールで笛を吹いてもらって、
やっと攻撃のチャンスを作るという程度。
他の試合を数試合見てても、
もっとパスがつながるし、
前にボールを運ぶことが出来るチームという印象だったので、
ちょっとだけ、「こんなチームだったけ?」という感じに。

何が効いていたのか

この試合のグランパスは従来の右肩上がりの布陣をやめ、
広島戦のような形で、しっかりと守備から攻撃に向かう形に。
これも前線にユンカー、永井という二人がいるおかげ。
無理して前に行く人員を増やすよりも、
低い位置でボールを奪取して、
裏に広がる広大なスペースを利用しようという策。
低い位置から
前に向かう守備をしていることで、
セカンドボールの回収率が従来よりも高かった。
もう少しリンクマン的な感じで森島を使えると、
良いかなとも思いましたが、
マテウスのようにチェイシングする姿も見受けられ、
1年前のグランパスか?と感じるシーンも。
しかしながら、ずっと低い位置で構えているのではなくて、
FC東京がDFラインで出しどころを探っていると、
激しくチェイス!結果PKの獲得など、
ゲーム内で「行くとき」「引くとき」という感じで
チーム内の意識が明確になっているなと感じました。
ディフェンス陣はディエゴを軽々とケネディが抑え、
両ウイングも機能させず。
今回は椎橋のポジショニングが非常に良く、
縦だけでなく、パスの振り分けも広角で、
密集を避けたエリアへしっかりとボールを届けていました。
昨季からずっと感じていたストレスは
サイドで詰められた際に、ボランチ、CBとパス交換をして、
大きく逆サイドに振るって展開が出来ていなかったことに尽きる。
それにはある選手の存在も欠かせないとことでした。

小野雅史

私、あんまりこの選手のこと存じ上げなくて、
パスワークが出来るサイドの選手というくらいの印象でして。
確かに、スピード感あふれるタイプではなかったです。
しかしながら、ボール保持能力は高く、
ただボールを失うという場面はなく、
ボランチとの連携も良く、テンポよくパスワークが行えるように。
懸念していた、密集地帯から逆サイドへのサイドチェンジも、
この試合では数本見られたのも、この選手が特徴を出しているからではないかと思います。
チーム全体としても、右左の偏りなく攻めることが出来ていました。
2点目の前線へのパスもこの選手から。
ユンカーにやさしいパスを出しておりました。
守備時の動きでは、先ほども述べましたが、
「大外が空く」という状況を作り出していた張本人でもありますので、
一長一短ではあるところ。今後に期待ですね。

そして和泉

後半、わりかし早い時間帯に永井と和泉が交代。
永井はこの連戦、ずーっと出場してたからね。
古巣対決ということもあって出てたんだけど、
週末も試合があるから、しっかり休んでよね。
そして、交代した和泉。
お互いにパスワークが得意な選手なので、
小野選手との相性が良さそう。
ユンカーへのクロスを上げた場面とかも、
人数もかけられた、狭いエリアながら、しっかりと相手を崩しています。
2得点目となったユンカーへのアシストを決めた後は、
マスイケンの交代もあり、左WBへのポジションチェンジ。
長友ちゃんの入ったFC東京から見た右サイドの攻撃を
固く閉じるべく動き回ります。
若干、マスイケンが守備をサボりがちだったのは、
ともに交代で活躍をしていた、同世代の松木、荒木の影響かなと、
今回は大目に見てやりますが、次はないぞ!

そろそろユンカーに触れようか

今回の主役はもちろんこの人。
キャスパーユンカー!
広島戦での復帰。
そしてこの試合でハットトリック。
さすがエースと呼ばれる男です。
地味にこの試合に負けてると、
もう優勝の狙える位置にはいられなくなりますからね。

しかし、試合を通してみていると、
パス交換もチグハグ。
対人のプレーもやや不安定なところもあり、
完全復帰という形にまでは至っていないようではありますが、
それでも、得点という形で結果を出すあたりが
彼の魅力なんでしょうね。

そして鳥栖戦

直前の試合を川崎相手に5得点し勝利した鳥栖。
組みにくい相手という印象が否めない。
しかし、今シーズンは明らかにボール保持率の
高いチームに勝利を収めているグランパス。
ボールを持たせても最後のところでやられない。
粘り強く守備をするところから始めて、
勢いを持ったユンカーに一発決めてもらうというスタイル。
今シーズン、鳥栖は4バックを基本布陣としているので、
1トップ2シャドーの配置が濃厚だと思うが、
ユンカーへの負荷を考えると、
パトリック、ユンカーの2トップ。
トップ下に森島という形も見てみたい。
まぁなかなか素直には勝てないであろう相手ではあるが、
何としても勝ち点を取りこぼすことなく、
首位との差を開かせないような一戦を見せてもらいたい!

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