ルヴァン　名古屋VS柏

第1戦を終えて

水曜日の第1戦。
山岸のゴールで早々に先制したものの、
その後追加点を取れず、追いつかれてのドロー。
さてさて、週末いざ決戦！
どうなることやら。

現地観戦

今回は天候が微妙な感じでしたが、現地観戦。
雨に降られるかなぁと予想していましたが、
なんとか降られることなくスタジアムに到着。
（試合中はときどき降ってたみたいですね）
にしても今回、日曜日の試合だというのに、
10,000人強くらいの入場者数。
平日ナイター開催のFC東京戦のほうが多かったね。
本当にグランパスを支えている人たちの数というものを
なんとなーく知れたわけで。
無料招待とかいろいろやっての集客がなければ、
古き良き不人気時代のJリーグとさほど変わらないのかなぁと、実感。
天候もあったんだろうけど。
ここにいる人たちをチームは大事にしていってほしいとも思いました。

野戦病院状態

今回のスターティングイレブン、控えを見ての感想。
選手いないのか？
それとも、勝つことしか考えてないから
攻撃の選手しか入れないという宣言なのか？
というくらいの布陣。
スタメンが一番守備的という、なんとも人手不足を感じる布陣。
GK　ランゲラック
３ＣＢ　左から　野上、ケネディ、内田
ボランチ　椎橋、稲垣
左右ＷＢ　山中山（シンメトリー）
２シャドー　永井、森島
１トップ　ユンカー

そして控え。
ＤＦが井上と行徳
あとは攻撃な奴しかいない。
ボランチはいらんのか？いないのか？
山中交代枠は誰なんだ？
井上をＣＢに入れて、内田を左に回すのか？
と不安になるばかり。

ハチャンレは代表か。
吉田は？米本は？パトリックは？
もしかして、ターレスが新しいオプションとして
守備的に変身したのか？なんて淡い期待も。
ターレスもさ。まだ若いんだからさ。
ＦＣ岐阜とかに育成枠で出してあげればいいのにね。
そして試合が始まります。

良い感触

試合開始早々から、パスもつながり、
相手の攻撃もしっかりと受け止めて返すことが出来、
上々の立ち上がり。
柏はセンターに置いたマテウスサヴィオにボールを届けて、
あとは周りのスピード感ある選手が崩していくという形を
狙っていましたが、
ケネディが早々にカードをもらうものの、
マテウスサヴィオに仕事をさせない守備を見せ、
攻撃の芽を摘んでいきます。
攻撃は右サイド偏重と言えばそこまでなんですが、
中山と森島がうまく崩していきます。
意外だったのは、右サイドに展開される空中戦に
相手ＳＢのヂエゴがあまり参加してこなかったこと。
中山がＳＢとＳＨの真ん中あたりで上手にボールをもらっていました。
柏が何を恐れていたのか？何を狙っていたのか？
いまいち分からないまま、試合は進んでいきました。

中断後

前半途中でサヴィオが倒れ、治療で一時中断。
その後、柏の攻撃が変わってきます。
センターで張っていた、マテウスサヴィオがボールをもらいに
中盤に下がり、
相手ＳＨの山田がグランパスのボランチ、右ＣＢ、右ＷＢのちょうど中間にポジションをとるように。
そこと被るようにマテウスサヴィオもポジションをとることで、
マテウスサヴィオを抑えていたケネディが
そこまで出ていくことが出来なくなり、
柏の攻撃がつながるように。
そこから驚異の左ＳＢヂエゴの攻撃参加も積極的になり、
攻め込まれる場面も増えてきました。
しかし、スピード感はあるものの、
強さのない柏の攻撃陣にそこまで脅威を感じることなく、
試合が進んでいくと、試合は動き始めたのでした。

中山ゴール

前半３２分
左サイド山中からのクロスをキーパーが処理しきれなかったところ、
大外に構えていた中山がシュートを決めます。
この日は右サイド偏重気味ではありましたが、
時折、山中からのクロスが何本も見られていましたので、
狙った形でのゴールだったのではないでしょうか。
個人的にはこのまま前半０点で折り返したら、
負けるだろな。なんて思っておりましたので、
少し安心。
試合全体を通してなんですが、
良い形で攻撃で来ているものの、
最後の最後で決めきることが出来ていなかった。
これは心理的なものなのか？
それとも最後のピースが足りていないのか。

いざ、天皇杯

さてさて、天皇杯もはじまります。
ターンオーバーするんだろうなとも思いつつ、
どれだけ控え組との差があるのかが如実にわかる機会でもあります。
夏の移籍期間前にこの試金石があることで、
チームとして様々な判断があることでしょう。