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厄落とし

こんにちは。
区切りついでに言える程度には重めのこと、落としていきます。
読んでいい気分にはならないと思うのですがずっと持っていると錘になってしまうので解放しにきました。
本文は下げます。
スルーなりお付き合いなりよろしくお願いします。








私にもかつて結婚しようかなと思った日がありました。
家族に挨拶に来たその日、あろうことか私の両親は結納金という名目で"お金を集り"ました。
相手の仕事のことについても下卑た勘定を働きました。

しかも一度では終わりませんでした。

「ああ……」
そう思いました。

何故私は幸せになれると思ってしまったのか。
何と浅はかなことか。

私と地続き、縁続きになることの意味を思いました。

今ならそれは若い私の思い込みでしかなかったとわかります。
私の対応次第でどうとでもなった事だともわかります。

そういうことを経て今の私があるのならそれでいいと思っています。

今が全てだからです。
今と、そしてここからを結ぶ。
私と私を解き、溶かし、やわらかく結ぶ。

人それぞれに多種多様の苦しさ、やるせなさ、不甲斐なさ、等々は存在していたと思います。

でも、他人事として私の話に触れたあなたならこの意味がわかると信じたい。

何故私が人生で初めてこの話を口にしようと思ったかと、
私の頑なな思い込みと、あなたの見る風景の差。
その正体。全貌。絶望と希望の距離。

あなたの胸の中のものも、
きっと私から見ればただ抱擁したくなる景色の中のあなたであることをいつか、手を伸ばしたくなったその時に少しでも届けばいいなと願っています。

要らないものは解放し。
心身を抱擁し、慈しむ。
自分へ微笑みかける。

いつからでもどこからでも。
今を生きる私とあなたは、今日がいちばん早いはじまりの日です。

いつもあなたのご協力感謝します。




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