甘い理解をおいしく食べる・for dear lights・空の便り
無いと思っていたものを、在るに変える錬金術。
誰でも利用できる現代へと継承された知恵。
保持と、共有。そうして循環する全ての知恵、愛、
集いの力に捧げます。
私はかねて、○○座のイメージに自ら突っ込み沼に嵌っていた。
人から○○座を期待されるシーンも多かったがそもそも私は「占星術」を1ミリも理解しておらず。
「エンタメとしての星占い」の存在しか知らなかった。
頼んでもいないのに唐突にテレビより流れ出す「ざーんねーん、○○座さん。今日のあなたはちょーーバッド!」
を耳にする度舌打ちをかます私。
うるせえな、生憎調子はいいんだわ、とすぐさま立て直す。何の労力?ってことを私はやりがちです。
漸く占星術の存在を知っても今度は出生時間がわからない。
私の理解の甘さはこれぐらいあります。
そしてそんなことばかりで面目ねえ。
でも甘いものなら美味しく頂いたらいいんです。
元来私には体感として「どう考えても○○座のはずなのにおかしいな…………」
という感覚があり、目先の知識に踊らされていた。
そして、曖昧な事が多い人生を過ごしてきてとても大切だと感じることは。
何事も自分が決めていい。
気に入らないなら採用しなくていい。
そんなこともある。
シンプルだけど奥深い、それはひとつの色が濃淡で多色になりいくような色としての把握が難しいまるでマジックアワーの色そのもの。
マジックアワーは毎秒色が変わる。
同じ色の日どころか、時はない。
「決めつけたり思い込んだりせずに知識と愛と経験を備えた知恵のある専門家や愛好家の声に耳を傾けてみたらとってもいいことがあるよ」と。
自分にそう言いたい。
特に占星術の地域にお住まいの皆さん、それを愛し支持するあなたへ。
かつて私が無礼な発言を致しましたことを、ここでお詫びします。
ごめんなさい。
失敗したことも、このようにひとつずつ糧にしていけば可能性は開きます。
アイデンティティというのは確立するもの。
決めてもらうことはきっと全員出来ません。
でも導いてもらうことや照らしてもらうことは可能です。
その光は私にとってサーチライトでした。
知識や経験を知恵に変える無双の賢者の光が溢れかえっています。
そしてあなたもきっと賢者です。
自分が気づいていてもいなくてもです。
あなたのサーチライトはどこから照射されて、同時にどこへ光を当てていますでしょうか。
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