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石焼き芋

土地柄によって石焼き芋屋さんの音頭って違うんでしょうか?

私が馴染み深いのは「い〜しやぁ〜〜きぃもぉ〜〜、やきたてっっ!」というものです。

そんなアナウンスを思い出しながら何だか吹っ切れたというか、じんわり遠赤外線で熱が通り中というか不思議な感覚の近頃の私です。

炊飯器、レンジ、鍋、お芋car、どのお芋も美味しい。
どう熱を、火を通したかで仕上がりと味わいに幅が拡がり食べればそれぞれの好みが窺えます。

あなたは最近如何お過ごしでしょうか。

別人のようでいて、まだ変化途中。
劇的というより、大きな強いうねりの中に繭で存在して育っているような。
長く掛けて変遷していくような気配です。

感覚を言葉にするのは難しく面白い。
凄く変わっている途上だけれど、私でありながらまるで違うひとのようでもあり。
じんわりと石で熱を加えられているさつまいもの如し。

遠赤外線効果?ちょっとその辺はよくわかりませんが好みの暖房器具、涼の取り方、にも個性があるようなそこに近いもの。
もしかしたら私の部屋の空調設備が変わったのかもしれませんね。

鏡を見た時というよりかは、通り過ぎた時に少し違和感を抱くような日がありませんか?あれ、と。
振り向くまではいかなくとも捉える。
そんな感覚に近いのかもしれません。

ほんの少しずつ、スライドしていく。
予感は大きく、動きは滑らかに。

自分の言葉をひとは一生を通じて育んで手渡していくんだなあと実感しながら私の言葉とあなたの言葉を枕にして遅い昼寝をしたいような気分です。


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