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旅券発券窓口

早口言葉みたいなタイトルとなりましたが、これはここ数年私の心にあった言葉です。

直近つらつらと私が受け取った言葉の力について記しています。
総括すると「問題点や状況そのもの」を捉えて表現する為の共通認識になる言葉を新たにたくさん集めればいいという話かなと思いました。

当事者、対象者が目視できて扱いやすいワード。
同時に他者が参加しやすい表現。
憶測を遠ざけ解決を促す方向性。

その置かれた立場に、内外から余計なものを差し障らせない言葉選び。
二次的な雑味を含ませない言葉や、表現方法。
当事者意識にハマらせきらないワード。

「困りごとがあります」
或いはかつてありました。
と、ひとに話しやすい表現。 

また不意に話されても互いのスペースが守られる表現。
これはとても大切です。

解決への道筋をつける為の案内板のような言葉の標識。
安心駅、解決行きの特急はこちら。 
直行便、各駅停車も選べる。
個々の速度感をも大切に。
陸海空、どの旅行きでもご用意があります。
途中下車、乗り換え。
休憩所や道の駅も豊富です。
安心してご利用ください、良い旅を。
といったようなガイドアナウンス足り得る言葉と案内板。
全ての国の言語、或いは言語に頼らずとも直感的なデザインやアイコンによる案内。
子どもにもわかり、他国の人にも通じる。

そういった私たち全員が安堵する、経験を集約できる仕組みとしての言葉。

個々に降り掛かる問題、改善点は私たちのそれと同義である。ずっとそう感じてきました。

この世界には既にそういった力のある私たちの為になる言葉が散らばっています。 
今と未来をつくる言葉。
楽になり、微笑みが零れる表現の数々。

旅やファッション、趣味全般、コスメにご飯。
これらのものは懐具合や時間、目的に応じてこんなにもたくさんの選択肢から選べます。
溢れかえるほどある無数の選択肢。

相対して、しんどい、キツい、悲しい、といった困りごとに対する選択肢の少なさ。
共有を避けたい性質のものであることが殆どである上に選べるほどの道はまだ整備途中といった感があります。
命に直結するものから遠いものまで個々のバリエーションがあるのにどう見ても少なく感じられる。

真面目であることと、シリアスになることは分けておく。
私はそこをかなり意識してきました。

シリアスな歌詞を哀しいメロディに載せる手法。
シリアスな歌詞をポップでキャッチーな旋律に載せることでより意味合い、解釈の幅を持たせて増やす。

私の表現ではここが関の山ですが、これに似たことでもあるのかなと感じます。

本人がどんどんと際限なくその深みにハマらない為の楽しくなる工夫。 
切り離して観察するための一手。

そんな壮大なことを全ジャンル、全あなた、が日々行っています。
そうして、私がこのように受け取りまた放ちます。
ぐるぐると巡る私たち。

色んな日がある。そんなこともある。
それを合言葉に私とあなたは見つめ合い、微笑み合う。

そういった言葉や表現にもっと触れていきたいと思いを新たにしています。

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区分はあれど、敷地は一緒。
そんな話でもあると思います。

どれかを特別切り離して語ることでもないという私の所感は全てにおいて有効です。

例えば幸せ、哀しいこと、不思議なこと、ご飯のこと。
このどれもが同列にして並列。

だから誰もが特別に大切であるし、どんなことも大切。
だけどだからこそ、特殊な事ではないから落ち着いて笑って共に休みやすみいきましょう。

そんなことをあなたに伝えたいです。

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