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目に見えぬものを見る方法

こんばんは。
ど深夜に現れることは久方ぶりです。

表題の件ですが、例えばいつ会ってもうれしい気持ちで始められ「また会いたいな」と手を振ったそばからもう感じてしまうようなひとや作品。

そこにいつもあるのが目に見えぬものだと思っています。私もあなたもよく知っている馴染み深いものです。

それは読みやすい文章かもしれません。
続きが心待ちになる作品をつくるあなたそのものかもしれません。
待ち合わせ時間より早く到着してみたり、敢えてピッタリに登場するあなたかもしれません。

今日道を譲ってくれたトラックかもしれませんし、昨日渡されたついでのお土産かもしれません。

答えを教えてくれた先生かもしれませんし、解けるようヒントをくれた講師かもしれません。
或いは何も言わずに遠くからそれとない見守りをしながら祈ってくれたあなたかもしれません。

会ったこともない私を、
私を個別に認識しておらず今後も出会う事がないあなたが「今日も無事に一日」と何気なく。でも毎日心に願うことなのかもしれません。

そしてそれを受け取ったり、渡したりする暮らし。

そしてここから描く道と仲間。歩く道。私。

あると思えばある。
見ようとすればある。
無いとおもえば気付きもしない。

無いを閉じればあるへとその瞬間に形をひらく。

私がこの歳まで生きてきて覚えたのはそんなことでした。
でもとても心から欲しかったものです。

常に共に在る、を得ました。

あなたの心が望むものも難なく見え得られますように。


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