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珠・次章へ捧げるモノローグ五月

密室で出せる能力が個別のMAX。
目の前のひとりに出せる力がその人の持てる力の余すことない全て。

その逆は成り立たない。

普段使ってるものこそ、衒いなくあなたへ差し出せる。
あなたが差し出してくれたものは日頃から密室でたった一人のために磨き抜かれたものと知る。

披露するためではない、評価を待つものでもない。あなたが丁寧に来る日もくる日もあくことなく自分と目の前のひとりに向けて磨いた力。
あなたがそれを意識しようがしまいが、受け取った側は必ず感じる。
これは宝だ、と。温度を伴う。
あなたがそれを知らされる時、私もまた報せを受ける。

それを波及させていく流れで次章へとバトンが渡されました。

そんな事が前章のお話の中で私が知ったことの大きなピースのひとつです。

あなたのお話では一体どんな欠片が明らかにされたでしょうか。

あなたしか知り得ない欠片とその物語の葉。

それらを織り交ぜて語られていく新章の彩りと音色、テンポ。

その人しか知り得ない色、音、風、波、虹。

次に架かる虹の色は私たちが集めた数だけ拡がりを生む。

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