おばあちゃんの漬け物、道の駅
お暑うございます。
この時間は久しぶりでして、こんばんは。
昼間は暑くてどうもいけません。
しばらく前に所謂おばあちゃんの漬け物、梅干しなどが消えていくというニュースがありました。
それを受けてかどうか、それまで無縁だった梅仕事やら○○漬けやらを作ってみようという流れを日々そこかしこで見聞きしている暮らしです。
こんな事にまるで興味はなかったんだけど、という声とセットで聞くことが多く。
この前向きさってやっぱり結局前段にあったこの道一筋ベテランの塩梅を実直に提供してきた○○さんや○○さんちのおばあちゃん、それを流通させてきた店舗運営に携わる人たち諸々の一丸となって築いてきた道のりの賜物なんだろうなあ、と思っています。
確実に届け、また受け取られている。
先人が目指してきたもの。
その在りよう。
佇まい。
惜しまれるほどの風味、風合い。
真に愛されてきたものの真価の発揮。
そして真髄へ、そんな感じがしませんか?
つくり手の愛と受け取り手の愛、バトンパスが美麗に決まる。
それが本物が受け継がれる瞬間なのかなあ、と。
伝えるということの意味を感じ入っています。
つくり手に姿をうつす育まれたもの。
愛されて、真価を発揮するってことをこんなにわかりやすく目撃すると、胸と目頭がじんわりとします。
「やってみようかな…」
を引き出す達人の丁寧で真摯で誠実な仕事ぶり。
あなたが伝えたいこともこうして伝わっていくんだと思いました。
今後も各家庭、地域で受け継がれるもの。
新たに生まれ出て愛されていくもの。
とても楽しい光景に胸を躍らせています。
あなたが生み出す味、愛でているものとの伝達が幾久しく仲睦まじく健やかに共に在れますように願ってやみません。
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