ロンドン→パリだけじゃない花の都
私の人生はロンドンばりに霧に包まれていることなども多く。
ルーツの見えづらさだったり、曖昧模糊とした部分に劣等感を抱くこともありそれはまあそれなりにここまで気力体力を削ってきました。
知りようのないことを突き詰めようとする持って生まれた気質が私を削っていた訳であり、そこをより自覚する、知ることによって解決する事もあるなあ、と。
そんなことを思う昼下がりです。
何をするにも気持ちが楽になることをしたい。
この気質嫌なんだよな、ふぅ。
という私の扱い方の話でもあったようにも感じられます。
私による偏見を溶かす。
霧の街も風情があるけれど私が今好むのは花の都です。
どちらの街も私の街であり、都。
あなたにあって、私にないもの。
私にあって、あなたにないもの。
という少々雑な理解を私はしていたかもしれません。全くもって、あなかしこ。
扱いをスライドする。
こうやって一つひとつ、私にとって苦しいことや気にかかる事があらゆるあなたの発信や励ましによって今日もほわっと溶けたり、ほろほろと瓦解したりして私の土地は整う気配を帯びて栄養を含みます。
宛名のない手紙と宛名のある手紙。
住所があるお届けものとないお届け物。
差出人。
昔や今でも屋号のみで届く場合もあると聞きます。
屋号、というものの響きがすきです。
うれしい楽しい心地を乗せた希望の音色が届いたならそれはあなたへの手紙であり、私への手紙です。
ここからは躊躇わず認印と受け取りを共に。
そうは言っても差出人不明、気が沈む音なら受取拒否という印籠も合わせ技で使えたらいいですよね。
色んなあなたが今日もあなたや私に届け物をする。
認印を押すあの手順は割と大切な儀式なのかもしれません。
これを書くにあたり花の都を調べてみると国内から海外まで実に多くの「花の都」を冠している土地があり、「へえー?」と呑気な声をあげています。
あなたが知っている花の都とはどんな土地を指しますでしょうか。
そしてどんな花が見頃を迎えますでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?