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太陽と虫眼鏡・ブッシュファイア

適度な集中の状態とは虫眼鏡で太陽光を集め、紙から煙が仄かにゆらゆらと立ち昇り点火に至る前に「至った」と認識して次へフォーカスを移す。
或いは休むといったことではないかしら、と。

理科の実験でも燃焼は現象として起こることを学ぶ訳であって燃焼目的ではありません。

一ヶ月熱心にお日様に画用紙を当てても何も起こりません。
しかし虫眼鏡、或いは光源を投射するツールを用いるのならばものの一分もあれば着火するこの仕組み。 

あの時のあれ、この先のお悩み、あのひとのこと、and more.

これを応用するなら心からの着火に至らない場合に光源とツールを用いて適切に点火ののち、速やかにそれを種火として使えるならとてもいいものに変化し得る。

イグニッションとして使う。

手段が目的とすり替わることは珍しいことでもありません。
私とあなたの頭の中にある高性能の虫眼鏡と心から溢れ出る尽きることない光源を小火騒ぎや山火事に発展させないよう、万が一着火したらすぐに消す。
火の扱いには水や砂、石が傍らにあると慌てず騒がず消化に役立ちそうです。

文明の利器の最たるもの、火。

火の用心といった具合で夜廻りよろしく小気味良い拍子木の音と抜けるように響き渡る声、数人が同時に検めているからご安心召されよという安心感を齎す複数人が立てる心強い足音。

定期的な見廻り、隣組との声掛けが地域によってはいまだに存続していることも納得できます。

2024年、令和六年となっても温故知新。
最新のテクノロジーと太古のテクノロジーは共存していい味を出しています。

私とあなたもいい味を出していけたらと願う夜です。

追伸
どうもお久しぶりでございます。あなたは近頃どんな日々をお過ごしでしょうか。
私はいい感じにパラソルの下で眠ったり泳いだりおやすみという海を全身で味わっています。
海の家のしょっぱいラーメンや、やけに大盛りなカツカレー、氷水でキンキンに冷やした缶飲料。
ソースの焼ける香ばしい香りと嘘みたいに盛られた紅生姜と青のり。
ビーチに立ったスピーカーから渇いた音で流されるFMの軽快さや記憶に残ることを約束されたかのように流れる流行りの歌。
そんなものの愉しさ、軽さ、豪快さってストレートですきです。

いつもあなたのご協力感謝します。


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