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石、花、果物・ブランドネームとネームバリュー、判断基準

知識が一人歩きしてしまう昨今。
知識がないと扱えないとされてきたものは古いところではカメラ。
昨今では割と広範囲にあるような気がしてなりません。
医学の知識はなくとも、どこがスッキリしない、ここがきもちわるい、ここが痛い、と医師に正確に伝えることができる私たちです。

自分を変えなきゃ、という風潮やリクエストは本当のものか否か。
選ぶ基準を大幅に変えてみると変えるのは自分自身ではなかった。
と知ることもあります。

では本題です。

お花を買うとき、どんな基準で選んでいますでしょうか。

わ!かわいい。

いい香り。

色が誘う。

すきな花だから。

今が旬だから。

蕾が膨らむのをみたい。

見切り品を救出。

贈り物以外ならざっとこんな感じだと思います。

果物も似たような判断基準で選んでいたり。

ビタミン摂りたいから、程度はあっても成分表のようにこれとあれとそれが何mg含有でうんたらかんたら、と判じながら買う猛者はいないように思います。

居たならばそれはもう栄養のプロです。

管理栄養士さんだとかは知識を駆使して私たちに職業目線で判断基準の知恵を授けてくださいます。
生産のプロも同様かと存じます。

世には産地を冠したブランド品が多くあります。

産地やどんな環境で育成されたかがわかり、生産者やオーナーたるディラーの紹介まである場合もあります。

それが価値基準の指標となったり、安心を謳う土台の紹介や理念を通して私たちはそれらの端正込められた品物を選んで購入できます。

これは本当に物凄い情熱と手間暇が全体的に感じられてぐっときます。

商品と私たちを繋ぐ架け橋としてのディーラー。

これをもっとよりよく活用したいと思っているあなたも多いんじゃないかと思います。
購入側としてもディーラー側だとしても。
或いはこれだけの手間暇を紹介しない手はないということで、職人気質の生産者を私たちへと繋ぐ為にあなたが仲介としてのディーラーに名乗りを上げたり。
熱くてすきです。かっこいいですよね。

そしてまたそれらのよさをレビューしたり、広めたりして私たちはぐるぐる巡っている訳ですが、ぐっときますね。二度目です。

で、ですね。

天然石というものに関してはちょいと脳みそを使い過ぎている傾向があるなと思うんです。

わ!すき。

だけで選んでいるひとの数が他の市場より少ない気がしてならない。

果物、野菜、花などは身体が欲しているから食べたい。飾りたい。
いっぱい食べたい。
ひとくち欲しい。

などを私たちはとてもスマートにこなしています。

石に関してはとかく成分表と睨めっこしている節があり。
この場合の成分表とは効能一覧的なもので、レモンにはビタミンCがどうこうで何によいという部分です。

ご利益的なものです。

それがいい悪いの話でないのは勿論。
生産者、ディーラーが真にお届けしたいことが少し消化不良のような感じで受け取られているシーンが多いように思います。

私たちはレモンを食したから健康になる訳ではない。もちろんレモンについて何も知らなくとも恩恵は受けられます。

健康を目指してレモンを選び食べることが効力を発揮する訳であって。
ようわからんが、レモン食べたい!わ、おいしい。酸味欲しかった!スッキリしたわー、が効き目が強かったりすることがメイン。

レモンを食べたからどう、レモンを買えないから私の肌は…なんてことはない。 

レモンを頂くに当たってご紹介頂いた成分表を知れば俄然効果範囲が広まったりスポットされたりする。

レモンを食しながら、添えられたレモンを見つめながら「郷はどこなんだい?」「おっかさんもお喜びだねえ」などとまでやらずともそんなレモンの向こう側に思いを馳せることも食事の楽しみのひとつ。

こういうことを私はここからいくつ、どのように摂取して楽しんでいけるか。
そんな事を思いながら石を愛でています。

あなたなりの価値基準、判断基準はここからラインナップが増えそうでしょうか。

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