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文月・栞が手紙

こんにちは。
ゴロゴロと涼み、ぼーっとしていたら出てきたことです。

何の専門性もない、何の示唆もない、そのひとそのもの以外の何者でもない。
何のためでもないそのひとからの単なる手紙が読めるニュースレターがあるといいなあ。

ぼーっと心の運動をしていたらそんな事を思いました。

しがらみとかポジションとか役に立つとか体裁、そういう一切合切を抜きにした手紙。

「元気だよ」「切ないよ」「しゅんとしています」
「おこっています!」「ぼやきだよ」
「新発見だよ」など濃度や明度によっては日頃なら胸に仕舞って片隅へ追いやられたり。
「ま、言うほどでもないか…」と揮発して消えてしまうような炭酸の泡。
確かにあったのに無かったことになってしまう淡い泡。
とも呼べるしょうもなくも愛おしい声。

それらを汲み上げて手元に届くようなメルマガがあればうれしい。
数字とかそういうことも何も見えなくて、何も計られなくてただ朝露が降りるのを愉しむような時の共有。
あなたを共に愛でるもの。そんな感じの。

届ける、受け取る。
の力ってシンプルで強くてやさしい。

「ああ、そんなこと考えているんだ」
「ああ、そうなのか」

誰の目にも見える場所にはなくて、でも閉じられた建物での集いでもなく。
何本か路地裏の木漏れ日さす小径で手渡し、置き配みたいな風情でそっと不定期に配達されるようなニュースレター。

濃く広く強く繁茂していく夏だからこその木下闇で受け渡し出来る、季節の深まりならではの秘密の会合みたいなお便りも趣きがあると思いませんか?

こういうのは私の持ち味、「お元気かしら?」力の求めるものなのかもしれません。

とすると「こんなこと言ってもな」力の高いあなたの元へこれが届くといいのかなとも思いました。

あなたも何かぼーっとしてたら思い浮かぶことってありましたか?
あったら私みたいにしょうもないけど思い付いたから書くだけ書いといてみるか。
というのも明日へ繋がる楽しみの種まきです。

泡は消えるためではなく弾けるためにのぼる。

いつもあなたのご協力感謝します。

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