20181104

彼氏のことが好きすぎて困ります。一日中彼のことしか考えられません。彼が他の女と楽しそうに話すのを見ると不安で、胸が苦しくて、、張り裂けそうになります。私だけを見てほしいのです。

、、、と悩む女性は世の中にどれくらい存在するのでしょうか。生憎私は、このタイプの女性ではありません。自分の彼が女性と話そうとも、二人でごはんに行くと言っても、それに対し、消極的な態度を見せたりしません。勿論いい気はしませんが、いってらっしゃい楽しんできてね、とあっさり送り出します。そして私の彼もまた、私が異性とサシで飲むと知っても、いってらっしゃいと送り出してくれます。

私たちのこの互いの放任主義には、明確な理由があります。私たちがお互いの行動を細かく把握し、規制し、所謂「束縛する」ことは、不可能だからです。私たちは頻繁に会い、家を行き来し、泊まるということが出来ません。二人の間には距離があるからです。山を越え、谷を越え、海を越えなければ、私たちは直接に相手の体温を感じることが出来ません。過ごしている時間も違っています。彼は私の一時間前を生きています。勿論言語も違います。母国語は、私は日本語、彼は中国語です。束縛を「諦めるための」条件は完璧に整っていますし、互いに干渉しすぎない生活スタイルの理由もこれで揃います。あとは実際に諦めてみるだけです。

、、、しかし私が束縛しないのにはもっと大きな要因があるように思います。まず、彼の冷静さや強さ、いい意味での非情さ。人肌が恋しいから、或いはちょっとした出来心で、という理由で彼が動かないのを私は知っています。もし彼が行動を起こしたとすれば、その行動は、ちょっとした出来心や好奇心ではなく、論理的な分析の結果なのです。(感覚派の私はこの冷静さに怯えます)そしてなにより、彼は様々な意味で丁寧です。異性と会う時には必ず連絡してくれますし、「帰ったら連絡するね」という一言を付けてくれます。週に2.3回はテレビ電話で話しますし、その回数と同じくらいには大好きだよ、と言ってくれます。次にいつ会うか、と、それほど遠くない未来に、確実に起こる約束を取り付けたりもします。

最後に。彼はイケメンです。中川大志に似ている。何度でも言いたい、彼はイケメンです。これは他の人が目に入らんでしょて、、、はあああ

取り乱しました。私情があまりにも多く入りました。私と彼の間に距離が出来てから今で凡そ2か月です。(日本への交換留学生だったのです)彼と同様に、私も彼を大切にしています。心から。これでダメだったら仕方がないと思えるような振る舞いをすることを心がけています。私も彼に、彼と同じ回数くらいは気持ちを言葉で伝えます。いつ終わっても不思議ではないという危機感、そして、いつかは終わってしまうという儚さ、それでも好きだという悲しさが、私を素直にさせ、怠ける自分を奮い立たせ、誠実さで溢れさせます。人を大切にするという事を教えてくれてどうもありがとう。人間的にも強くなれています。アツくもなっています。ドライだね、とよく言われる私が、深夜に思いを書きなぐった3ページにわたる手紙を、恥ずかしがることもなく本人に渡すとは、ねえ。(笑)

たとえ浮気してても私にはばれてないよ。今のところは。

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