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教育ママとは言われたくない

こんな文章を書いているくらいだから、相当教育熱心だろう、と思われるかもしれないのですが、私が一番なりたくないのは「教育ママ」だったりします。

それは、小学校の頃、勉強がよくできる女の子のママが「うちの子は勉強が好きなんですよ〜」といつも言っていて、何もわからない私は「○○ちゃん、すごいな〜」と思いつつ、なんとなく、「ママに気に入られるために言っているのでは」という気がしていたことを覚えているからです。

私の中では、教育ママというのは、「子供の興味関心を無視して、勉強をさせること」となっていて、だから、何をするにせよ、まず「子供の興味関心を引き出すことから始めたい」と思っています。

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ところが、そんな私でも、つい「毎日、コツコツできる子になってほしい」なんて思ったりしてしまうから、話はややこしくなるのですよね。

実際、私は毎日コツコツというのは、大の苦手。であるので、娘にコツコツやらせるということが、私までコツコツ時間を割くということに直結していることに気づいたとき、唖然としましたし、お付き合いしているだけの私が、気分的に一仕事でした。だから、私としては、

「いいの、宵越しの<知識>は持たないわ。」

でやっていきたい所なのですが、不思議なことに、長女は、毎日コツコツが向いている様子。例えば、娘がピアノを習いたいと言った時、「次のレッスンまで、毎日ピアノを練習したら習わせてあげる」と話をした所、今日まで1年8ヶ月。旅行等で、ピアノがどうしてもない時以外は、毎日練習してきましたし、ワークの類も、娘の手にかかると、ちょっとずつしかやっていない筈なのに、いつの間にか終わっています。

そんな長所、願っても身につかないものだから、、、と、伸ばしてあげたいのですが、でも、教育ママにならないように・・・というのが、難しい。

子供は、「ママが喜ぶから」が簡単に理由になってしまうから。

そんな理由にすり替わらないように、<世界が拡がることの楽しさ>を知ってもらえたらなぁと、今日も何がいいか、何ができるか、自問自答です。







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