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フローリック Brand Story
「フローリック」について書きました
オファーの際のご参考にしていただけますと幸いです
フローリックの由来
frolic (英)…遊戯、馬鹿げている、戯れ、ふざけた、陽気、浮かれ騒ぎ、陽気な集まり
大好きなスイートピーの固有種名でもあり、ロゴデザインの元になっています
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未来 「ミッション」
「自然と人がそれぞれのペースで共存する未来を作りたい」
四季折々の花を楽しむ文化を次世代へ引き継ぐ
刻々と進んでいく気候変動、美しい花々の咲く環境を残すために
花を使ってビジネスをする私たち花屋は
「やり方を変える必要があるのではないか」と考えました
そのために今出来ることを小さいこと一つでも良いから実行する。
トライアンドエラーを繰り返しながら、完璧になるまでの過程を模索する姿を見せ続ける。(たとえ滑稽で馬鹿げているように見えたとしても)
一人でも多くの人に花屋の在り方を考えるきっかけを作る。
それがフローリックのミッションだと考えています。
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今 「取り組み」
早起きをして市場で花を仕入れ、大量の花の水揚げをしてお店に並べて花束を作るのが花屋のイメージ
それはフローリックにとって1つの面でしかありません
市場に出発する時間に、畑に入り土を耕し、水揚げをする時間に花を摘み、並べてる時間に、お客さんのお茶をしながら陽気な会話を楽しむ。
お店の電力は再生可能エネルギー、仕方なく使わない茎や葉は土に還し、
プラスチックの緩衝材の代わりに古布でガラスを包み、折り目一つないラッピングペーパーの代わりに、シワシワの古新聞で花を包みます
どれも地道で面倒で、馬鹿げていると思う人もいるかも知れません
でもそれをいかにお洒落にふざけて楽しくみんなに伝えるかに情熱を注いでいるのです
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過去 「背景」
5ツ星ホテルから、街の小さな花屋さんまで勤めてきた花屋人生の中で、
「花や資材が使い捨てにされること」「お客さまの元へ届くことなくロスになる花があること(しかも大量に)」など
「本当にこれで良いのかな?」と思うことがどんどん募っていきました
また、当時の花屋の労働環境は劣悪で、身も心もボロボロな上に低賃金という状態が当たり前の業界
心身を壊して去っていく人も少なくありませんでした
自分でお店をやるなら、これらの「ずっと先延ばしにしていた課題」全てに真正面から向き合う。でないとフリーでやる意味が無い!という強い意志を持ち、
もはや、この課題に向かっていくことをフローリックのコンセプトにしようと決めました
そうやって、現時点ではただ、[陽気にふざけて馬鹿げたことをやっている花屋=Frolic]が生まれました
でも、これが未来の[真面目で誠実な商売をやっている花屋のスタンダード]
になる日が来ることを信じてやまないのです
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カツマタエリカ プロフィール
幼いころに「花屋さんになる!」と決めたところから頑なに貫き通し、現在は御殿場市新橋にある生花店Frolicの運営しています
二十年に渡る花屋勤務経験の中で、現在の花屋における商業優先のやり方(大量仕入大量破棄、プラスチック製品を初めとした使い捨て資材の多用、そういった資材の生産に過程おける労働環境の問題、長時間労働によるメンタルヘルスの問題、花生産における環境破壊など)への違和を感じ続けていました
新型コロナウイルスの流行を期に「そこに従事することはそのやり方を肯定していること。気づいた人からひとりずつそこから離脱して行かなければならない」と考え、独立を決意。
夫の実家のある静岡県御殿場市に移住。
2020年12月 これらの問題を改善ために模索する花屋「Frolic」を御殿場市新橋にオープン。
在庫を置かずオーダー毎に仕入れ、または自宅の敷地内にある畑から採取した花を使用すること。ロスゼロを基本の理念とし、
ヒアリングをはじめとしたコミュニケーションを重視し、デザイン、仕入れ、制作、配達など全ての工程をオーダーメイドで行うギフト制作をメインに、ワークショップや伝統行事に合わせた花の販売会を開催中
また、子どもの頃から「薬草入りのスープ」や「葉っぱの手当」など、花の効能に魅力を感じていたことから、エディブルフラワー、メディカルハーブ、薬膳、アーユルヴェーダ、食養生を学び、花と農産物の垣根を超えた楽しみ方を提案するイベントなども企画しています
2022年1月より、ワークショップをアップデート
レッスンとは、受け身な立場で一方的に技術や知識を授かること
それに対し、ワークショップとは「植物のように人もそれぞれに個性や経験があり、それらを交換して新しい発見をする場」と考え、参加者同士の対話と共に当日の内容をまとめたレポートをnoteを公開。また季節に合わせた植物養生として、薬草茶を楽しむ要素をプラスしました
経歴
1985年 東京都西東京市に生まれる
地元のガーデニングショップ勤務経験を経て、日本フラワーデザイン専門学校に入学
卒業後、フローリスト専門の派遣事務所に所属し数々の都内生花店で勤務
2007年 ゴトウ花店(東京都港区)に入社
帝国ホテル東京店にてウエディングやレセプションパーティーの装花を担当
2013年 有)内田生花店(東京都北区)に入社
店長として店舗の運営をしながら、レッスンの企画や講師、企業との商品開発やネット販売の企画業務を担当
2020年初め、新型コロナウイルスにより起きた緊急事態宣言を期に環境問題や働き方を考え直し、退職を決意。同年8月に夫の地元である御殿場市に移住。
2020年 12月、Frolicをオープン
「戯れる」「陽気な集まり」といった意味を持つフローリックの名の元に、カレーやお酒を楽しむイベントの開催など、既存の花屋の常識にとらわれない新しい花屋の形を提案しています。
1児の母。趣味はDJ。vata時々kapha。
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