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ご近所散歩

今年の初夏頃から、よく散歩をするようになった。
コロナ禍の外出制限中でも、散歩はOKだったこともあり、今までは行ったことがない歩いて行ける範囲のご近所をぶらぶらと歩いている。

平日昼過ぎのお店も公園もないただの住宅街を歩く。
すると、普段見ていなかったものが目に入るようになった。

あたりを歩いている人はほとんどいなくて、いたとしてもその住宅街に住む人か、宅配便の配達員さん、庭先で庭の手入れをしているおじいさん。バラが綺麗に植えてある家。豪農だったのかな、古い蔵がある立派なおうち。竹林。

見たことない変わった形の駐車場。割と知られている企業の社員寮がある。こっちにも企業の寮。知らなかった。こんなとこにあるのか。

たまに猫。こちらをチラチラ見ながら足早に逃げていく。

昔は川だったっぽい道。
表通りから見るとわからないけど、裏通りに入ると高低差がすごい道。
いつの間にか新しくできていたカレー屋。
こんなとこでお客さん入るんだろうか?という心配をよそに何年も続いているうどん屋。おしゃれな珈琲店。
遠方に行けなくなった分、地元のお店で買い物や食事をするようになった。

そういえば、来年でこの街に住んで20年だ。
きっとまだまだこの街に住むんだろう。そんな気がする。

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