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米倉涼子は田舎のひと

最近、物忘れが進んできた。漢字が書けなくなったのは、PCのせい、で逃げられるが、人の名前がでてこないのは、やっぱり歳のせいだろうか?

顔ははっきり覚えているのに名前がでてこない。脳のなかに、顔を覚える領域と名前を覚える領域があって、顔の方が記憶に残りやすいのだそうだ。テレビを見ていて何度もそんなことがあり、意地でも思い出そう、脳の老化には負けないぞ、とむきになるのだが、やっぱり思い出せない。

なにかに関連付けて覚えればいい、とそれもトライした。
鎌倉幕府が開かれた1192年を「いい国作ろう鎌倉幕府」と覚えたように。

米倉涼子の名前が思い出せなくなった時期があり、
「この人は田舎の人で、お米を作っている。家に蔵があり、そこは涼しい」と覚えておくようにした。おかげで今は顔を見てすぐ名前が出てくる。

英語でもそういうことがあるようで、円周率を覚えるとき、
3.1415926 を 
May I have  a  large  container of coffee?      と覚える。
え?なぜ?と思ったら、単語の字数が最初から、31415926 だから。
スペリングを覚えていないとアウト、という難点はある。

日本語なら「産医師異国に向こう」が一般的だが、いつかドラマ『相棒』で右京さんが言っていた「妻子肥後の国」の方が、わたしとしては好みだ。

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英会話を習っていたころ、アメリカの州の名前を意味をつけて覚える方法、というのを考えて発表した。先生のロバートには大うけだったが・・・

connecticut     ・・・       connected  to  cut   
 (コネチカット州・・・近道に通じている)

これでは、直接覚えた方が早い。他のは忘れてしまったから、全然効果はなかった、ということになる。

朝の連続テレビ小説『おはようモネ』に気になる出演者がいる。東京のテレビ局の記者役で、調べたら「玉置玲央」というらしい。頬がこけ、切れ長の目、額から垂れ下がる髪、どこかで会った顔だ。それも、かなり親しかった人・・・付き合った人なら、忘れないから、片想いだったのかもしれない。

今日も「誰だっただろう?」と思いながら見たのだが・・・

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            おわり




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