ギリシャ文字あれこれ
オミクロン、とは、ギリシャ文字のアルファベット24文字のうちの、15番目 「O」 のこと、ってご存じでしたか?
2月1日の朝日新聞に、解説されていて、え?そうだったの!とびっくりしました。
直近の変異株は12番目の「ミュー」。次に来る13番目の「ニュー」、14番目の「クサイ」の2文字が飛ばされた形になっています。
AP通信によると、ニュー(英語表記でnu)は「new」と混同されやすく、クサイは一般的な姓であるため使用しなかったとのこと。
「病気に名前をつけるための最善の方法は、あらゆる文化、社会、国家、地域や専門的または民族的なグループへの攻撃の原因となることを避けることだと示唆している」そうです。
あっちこっちに気を遣っているんですね。
星座の名前の変異株は、現れてほしくないものです。
ギリシャ文字といえば、π (パイ・円周率)θ (シータ・角度)
Δ(デルタ・河口付近にできる三角の地形)が有名?ですが、
γ (ガンマ)には思い出があります。
ケアマネをやっていた頃、担当していた86歳のお年寄りが転んで、腰の骨を折ってしまったのです。病院へ行って、担当看護師さんに様子をきくと
すらすらと以下のことをおっしゃいました。
(医療連携、は、ケアマネの仕事の一つです)
「ガンマネイルを入れる手術を受けられています。経過次第ですが、3週間ほど入院後、リハビリ病院に転院していただくことになるでしょう」
「ガ、ガンマネイルってなんでしょうか?」
「ガンマの形をした、人工骨です」
そういえば、ネイルには、爪という意味と釘という意味がある。
くぎの方かな?先端が二つに割れた釘?痛々しい。
そのお年寄りがリハビリ病院に転院し、だいぶ元気になった頃、レントゲン写真を見せて下さいました。
随分大きい!ガンマの形はしていますね。釘が痛々しい・・・
5カ月ほどで、歩けるまでに回復されたので、高齢だからって、あきらめることはない、と、嬉しい確信をしたのでした。
それにしても、皆さん、骨折には注意しましょう。
コロナには、感染しないよう、注意しましょう!
おわり
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