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詩の会・7月

またまた集まりました、詩人たち。
今月は何番の詩が一席だったでしょう。
あなたのお好きな作品はありますか?私の作品は何番でしょう?

① 身を伸ばしたり
 縮めたり
 尺取り虫になって
 眠れぬ夜の
 長きを測る

                            

➁ 言葉なんていらない
 そんな時代に
 想いを馳せながら
 7月に聴く  
 ”Try to remember”

         

③ 知らなかったこと
 知ってゆくのが 
 人生かな 
 いくつになっても
 自分らしさ見失なわずに 

                     

④ ほんの
 少しの
 坂で
 体と心の
 中心がゆらぐ 

                                                 

⑤梅雨明け早過ぎた
 この夏どうしようと
 虫たちが腕組み
 国民も物価上昇で 
 思案の腕組み 

                

⑥昭和の匂いを
 たっぷり孕んだ熱風は 
 得体のしれない懐かしさで
 吐息のように
 五感に纏わりついてくる

             

⑦正義の銃口は
 美しくあれ
 柏葉紫陽花の
 トンガリが
 雨粒を弾くが如く 

 

⑧一人ご飯も
 馴染めば
 さみしくはない
 一番星と親しみながら
 夕餉に向かう

 

➈寡黙な画家が
 描く女性は
 祈りを秘めた
 女神となって
 見る者の心を洗う

 

⑩交流戦で白星稼いだヤクルトスワローズに大危機
 監督と一軍選手の大部分がコロナに感染出場停止
 コーチと二軍選手が出場するが差は歴然
 一軍選手の早期復帰と雨天中止がたくさんありますように
 あと3月半眠れない夜、食が喉を通らない日が続きます。 
 がんばれスワローズ

 

⑪世界を覆う
 黒いおおきな不安の中
 風に揺れる
 やさしいピンクのねじ花に
 こころ一瞬 なごむ

                 

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結果発表!
一席④ 
 ほんの
 少しの
 坂で
 体と心の
 中心がゆらぐ

みんなのコメント
心と体の相互関係がズバリと詠まれている。
ほんの少しの坂でも中心がゆらぐのがわかる。
体幹が揺れるのはストレスから来ているのかもしれないですね。

 
二席⑤ 
 梅雨明け早過ぎた
 この夏どうしようと
 虫たちが腕組み
 国民も物価上昇で 
 思案の腕組み

みんなのコメント
虫の足と手はどれだろう?(笑)風刺が効いている。虫も国民も今腕組み
してますね~ユーモアがあっていいけれど、値上げは困りますね。

三席⑪
 世界を覆う
 黒いおおきな不安の中
 風に揺れる
 やさしいピンクのねじ花に
 こころ一瞬 なごむ

みんなのコメント
不安に対するピンクのねじ花、確かに心が穏やかになります。
しなやかで可憐、らせん階段上ったらどこに着くのかな?

番外編⑫
ヤクルトファンの想いが溢れて6行になっっちゃってますね(笑)
ヤクルト事情がよくわかります。
詩なんだから、もうちょっと短い方がいいのでは・・・??? 
 
私の作品は①でした・・・
①身を伸ばしたり
 縮めたり
 尺取り虫になって
 眠れぬ夜の
 長きを測る

 夜中も運動しています((笑))

          おわり

            

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