見出し画像

当たり前にそこにあるツールとなるために、着々と準備進行中!

2023年も気づけば1ヶ月弱が終わりました。昨年2022年はWeb3やNFT、DAOというキーワードが世間で市民権を得始めた一年でした。最初は限られた人々だけで利用されていたNFTやDAOでしたが、よく知られている大企業が導入するなど様々な実験的な事業が世界中で生まれました。

FRIENDSHIP. DAOはそんな黎明期とも言えるタイミングで始動しました。現在も着々と開発や準備、オンボーディングが進んでいます。とはいえ、そんなFRIENDSHIP. DAOはいわゆる一般的なWeb3やNFT、DAOのプロジェクトとは異なる考え方をしている部分があります。

それは一言で言うならば「なるべくNFTやDAOを意識しなくても使えるものにしよう」です。これはコンセプトムービーの中でも暗に語っています。

はっきり言って今のWeb3界隈のアプリケーションはコンセプトや仕組み、操作が難しいものが多いのが事実です。既にNFTやDAOに関わるプロジェクトやアプリケーションを利用したことがある人であれば感じたことがあるのではないでしょうか?例えば、NFTを購入したり発行したりするためにはウォレットと呼ばれるソフトウェアをインストールし情報をなくさないように気をつける必要があります。ちょっとした操作をするために、新しいカタカナ言葉がたくさん出てきて初心者は面食らうはずです。

Web3に詳しい人が使うアプリケーションやツールであればそれでも良いでしょう。しかし、FRIENDSHIP. DAOはアーティストの方々やアーティストをバックアップする人々のためのものであり、アーティストを取り巻く環境をより豊かにしていくためのコラボレーションツールです。Web3やNFT、DAOといったコンセプトやツールは理想の実現に役立つから使っているに過ぎません。それにも関わらず、利用する際に高いハードルがあっては本末転倒です。

特別詳しくなくてもWeb3の恩恵を受けられるツール作り、FRIENDSHIP. DAOではそのための数々の工夫を散りばめていく予定です。現在もそれに向けたディスカッションや開発、パートナーシップなどを着々と進めています。

ここに書いてあることを実現しようとすると当然たくさんの困難があり開発一つとってもそれだけでハードルも難易度も上がります。しかし、アーティストやアーティストを支える方々にとって当たり前にそこにあり、しっかりと背中を押してゆけるツールとなるために妥協できないところだと信じて進めています。

今後のFRIENDSHIP.DAOにぜひご期待下さい!

文:赤澤直樹(Fracton Ventures株式会社 Co-Founder / CTO)