記事を書いても、まとまらない時の解決策
一生懸命、記事を書いているんだけど、なんかまとまらないなー。
と思うことってありませんか?
私もnoteを日々書いていて、そんなことの繰り返しです。
そう、たくさん記事を書いている人だって、1発目から良い記事が書けているとは限りません。
でも、ある程度のコツを知っておくと、磨きをかけられますよ!
ポイント1:構成を先に作る
これは、ブログ記事でも、プレゼンのトーク台本でも、何でも同じことが言えるのですが、話がうまくまとめられない原因の一つに、「全体的な、ざっくりとした構成を先に決めていないから」というのがあります。
たとえば、今、ここまで私は記事を書いていますが、実はこの先の展開もざっくりと決まっています。
この記事の場合、
構成を先に作る
記事ごとのテーマ
見直しは必須
オリジナル性はあるか
ネガティブとポジティブの違い
という構成で展開していこう!ということを、執筆前に整理しているのです。
そう、ブログや台本など、何かを執筆するときには、
テーマ>構成>執筆
の順番に進めることがポイントです。
テーマを先に決めることで、話の軸を意識することができます。
構成を先に決めることで、全体のバランスを調整することができます。
たとえば、「構成では、この先でこんな話をするから、ここではこの話はこれくらいにしておこう」などと調整ができるわけです。
もし、テーマや構成を先に決めていないと、今思いついたことを、今書いているだけになってしまうので、出口のない世間話のような「で、何だっけ?」という話の展開になってしまうわけです。
ポイント2:記事ごとのテーマ
ですから、そもそも各記事には、明確なテーマを持たせることが大切です。
例えば、この記事の場合は、「まとまりのある記事にするコツ」という記事のテーマがあります。
思い出してください。
テーマ>構成>執筆
この順番ですよ!
説明したい一つのテーマに対して、
そのテーマについて、どんな悩みがあるのかな
その悩みを解決して、何をしたいのかな
記事で、どんなことを知りたいだろうか
ということを考えてみるのです。
そして、これをベースに構成を作ります。
理想を言うなら、上のような読者ニーズを考えるために、少しリサーチをしてみても良いでしょう。
たとえば、インターネットで検索をして他の人のwebサイトを見てみると、「なるほど、こんなふうに困っている人がいるのか」とヒントをもらえるようなことが書いてあるかもしれません。
あるいは、SNSで、そのテーマに関連するキーワードで検索をしてみれば、リアルな悩みや実現したいことが見つかるかもしれません。
検索エンジンで表示される、関連キーワードからもヒントを得られる場合があります。
検索エンジンで表示される関連キーワードなどを見れば、「なるほど、こういう検索需要があるのか。ってことは・・・」と何か気づくかもしれませんよね。
このように、ブログ記事を書く前には、
記事のテーマを決める
そのテーマに関する需要(悩み・望み)をリサーチする
リサーチをもとに構成を決める
ということをしてから、記事を執筆してみてください。
これだけでも、かなり記事にまとまりが出てきますよ!
ポイント3:見直しは必須
私も、記事を書いたら、公開前に、必ず見直すようにしています。
それはいくつか理由はありますが、たとえば、
誤字脱字を修正する
わかりづらい言い回しを直す
足りない説明を補足する
など、記事に磨きをかけるためです。
一度、全てを書いた状態であれば、当然、自分の頭の中には記事の内容がざっくりと入っていますよね。
その状態で見直しをすると、結構直したいポイントが見つかるんです。
「後半で、同じ話が出てくるから、ここは要らなかったな。」
「逆に、この話は説明が淡白すぎる。もう少し詳しく説明しよう。」
「画像が、全然ないな。」
そんな感じで、できるだけ読者さんが読みやすい記事に整えてから出します。
また、記事を公開した後にも、定期的に見直すと良い場合があります。
特に、アクセス(PV・ビュー数)が集まっている記事や、noteのスキやコメントなどのリアクションが集まっている記事は、人気記事ですよね。
そうした人気記事は特に見直すと良いです。
情報が古くなっているところはないかな?
リンク先のページが消えていないかな?
コメントをベースに、ちょっと直した方が良いことはないかな?
そう、後から修正ができるのもブログの良いところ。
別に、一般的に大きな数字じゃなくても、自分のブログの中では人気のある記事であれば、見直して改善することで、よりその記事の価値を上げられます。
ポイント4:オリジナル性はあるか
実は、他のどっかのサイトでもよく見かけるような内容ばかりの記事というのは、まとまりがないように見えてしまいがち。
まとまりのある引き締まった記事を書きたいのなら、ここまでに説明した記事のテーマとは別に、オリジナル性についても意識すると良いです。
オリジナル性の内訳は、いろいろとあります。
実体験
実際の写真や画像
自分のキャラクター性
こんなのはオリジナル性ですよね。
他のサイトでも説明されているテーマだとしても、あなたの実体験とともに説明されていれば、それはまさに唯一無二だし、記事のテーマに沿った実体験を載せることで、より話の軸がはっきりと伝わりやすくなるのです。
同じ理由で、フリー素材の画像よりも、ご自身で撮影したようなオリジナルの画像の方が、読者に与える価値が高くなることがあります。
また、実体験や画像などがなくても、文体や言葉の雰囲気が、あなたというキャラクター独特のものの場合、まさに「ここでしか読めない内容」になりますので、読者が感じる価値が大きくなります。
そう、まとまりがないと感じる記事というのは、いまいち価値を感じない記事ですよね。
逆に、「お、これは良い記事だな」とか「これは面白いな」と思える記事というのは、感じる価値が大きい記事です。
だからこそ、記事のテーマと同じくらい、オリジナル性も重要なのです。
ポイント5:ネガティブとポジティブの違い
実は、ネガティブな話よりも、ポジティブな話の方が、話としてはまとまりを感じやすくなります。
理由として、これは感覚的に理解してほしいのですが、ネガティブなことって、まずたくさんあるし、それぞれみんな、違うネガティブがあるよねっていうイメージだと思うんですね。
一方で、ポジティブなことというのは、ざっくりと「あそこに向かいたい〜」っていう共通の目標みたいなイメージじゃないですか?
山で言うと、ネガティブが麓。ポジティブが山頂。
みんな、山の麓のどこにいるのかはわからない。
けど、目指しているのは共通の場所。
だから、ネガティブなことだけを羅列しちゃうと、「まぁ、いろいろあるわな」って感じで、まとまりがなくなっちゃうんですよね。
でも、ポジティブな話をすると、「よっしゃ、そこに向かってみようや」っていう一つのゴールを意識しやすくなります。つまり、まとまるんです。
ここで大切なのは、ネガティブな話には「共感を得やすい」という効果があること。
なので、コピーライティングのプロは、こんなテクニックを使っています。
まず、ゴールを見せる(ポジティブ)
でも、こんな問題があるよね(ネガティブ)
大丈夫!解決策があるから(ポジティブ)
あ、でも、これが不安?(ネガティブ)
大丈夫!それ、こんな理由でできるから!(ポジティブ)
こうやって、ポジティブなゴールに向かって、ネガティブな話で共感を取りながら導いていく。
これ、コピーライティングのプロの超王道のテクニック。
※私の他の記事でも、たまに使っていますよ!笑
完璧な記事は、最初から目指さなくて良いです。
ブログの場合は、後から直せるからね。
ただ、せっかく記事を書くんだったら、ほんの少しコツを知っているだけで、ずいぶんと変わるんだ。
今回は、そのちょっとしたコツを紹介したので、ヒントにしてみてください。
将来のために、今、何かを変えよう。
あなたの挑戦を、私は応援しています。
株式会社フレンドマーク
五十嵐
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