10弾最終アヌビモンデッキ
はじめに
筆者は好きなデジモンで戦うファンデッカーであり、安定度よりブレ幅が激しい方が好きなタイプです。
まったく参考にならないことを言い出すかもしれませんが、こいつ狂った回し方してんなぁ程度にお読みください。
10弾環境雑感
環境初期にエボリューションカップに1回だけ参加できましたが、その時は、発売の1週間後ということもあって平日によく地元で対戦してる方々に新デッキとの練習をさせていただいて、その中で自分が最も警戒したのは『トワイライト ダークナイトモン』でした。
その為、これはアヌビモンで出るのは厳しいと考え、9弾環境の大半を共に戦い抜いた『シクメタルグレイモンデッキ』
※たこともは絵柄の問題でBT8メタルグレイモンが使えないのだ
それをブロッカー付与ができるルドモンを抜いて「紅焔」を積んで対策していきましたが、
結果はクロスハートに2回ボコられ(使ってたのはディスコードで練習してた組ではない地元の方ら)、そしてそのクロスハート使いは王竜剣にぎりぎり負けて2位になるという、なんとも10弾のイメージというような幕引きをしました。
そんなところで比較的間近で早い段階にクロスハートの脅威を知れたことと、地元でも、ネットでもクロスハートと対戦する頻度が高かったので、アヌビモンデッキではこの辺りにちゃんと立ち回れるよう考えることになりました。
念願叶う
結果としてテイマーバトルでですが、ジエスモンとクロスハートを退け優勝することも叶いました!
なんだテイマーバトルかと思う人は多いとは思いますが、
それでも環境でもなんでもない、なんならSRですらない推しのカードで
環境上位のデッキに対して連勝することは簡単にはいかないですし、
なによりとっても嬉しいことでした。
最終デッキレシピ
優勝後、アクティブを取る方法に悩み、緑を混ぜたらうまくいくんじゃないかと試行錯誤し、こうなりました。
まぁ瑠璃のパートナーであるアンゴラモンのDimでは究極体枠にアヌビモンいますし?(唐突なバイタルブレス)
LV3
バクモン*4, ラブラモン*2 : 回転枠
サイケモン : 今弾にて最も仕事が多かった成長期。デジクロスメタであり、デクスメタであり、成長期で殴るデッキとしてはメインアタッカーであり。そしてDP3000は意外と生き残る。
インプモン*4 : ナイトレイド枠。セキュリティに埋まることを期待。
ルーチェモン*1 : 昔より役割が減ったとはいえ、紅焔で焼かれない、生き残り安いからブラックメガログラウモンの効果の種にできる。延命のためなどで1枚採用。
スターモンズ*2 : 9弾以降から続投。サイケモンに次ぐ功労者。除去代行、アヌビモンで倒せない相手を倒せるまで下げる。などなど使い道は多岐にわたり状況によってはメカノリモンを倒す仕事なども請け負ってくれる除去オプション枠です。 詳しくは過去の記事(9.5弾雑感)で触れてます。
LV4
アイズモンスキャッターモード*4, ドーベルモン*3 : 回転枠。紫はこれに頼りがちですが、速度的に間に合わなくなりつつあるのが怖いところ……。でもないとコンボデッキを回すのがきついんですよ。
アイズモン*1 : 切り札その1。アヌビモンでのトラッシュから登場効果でラブラモンを登場させ、ラブラモンの効果でアイズモンを破棄すれば、打点が増える。制限されるまではメインプランにしていたコンボです。
レーベモン*2 : 切り札その2。ナイトレイドが引けない、打点が足りない、最後の1点で紅焔で全滅した、アヌビモンがセキュリティからのオプションで取られた。そんな不測の事態にアリスが闇のスピリットでスピリットエボリューションして助けに来てくれます。
LV5
ブラックメガログラウモン*4 : アイズモン制限後(8弾記事参照)よりメインプランとなったアリスとのコンボ前提の完全体ですが、ミネルヴァモンを採用したことにより、蘇生してポン乗せでお手軽打点としても強かったです。もう手放せませんはこの子。
ネオデビモン*2 : クロスハート対策その2。この子のおかげで勝てた場面は多いですが仕事しないときはほんとしない。読みで登場させる勇気、結構必要です。
LV6
アヌビモン*4 :フィニッシャーにして、このデッキの名であり、我がパートナー。今風にいうと推し。語り出したら長くなりますが大体性能に関係ないことなので割愛しますね。これはお前と共に戦う為のデッキだ。
ミネルヴァモン *2 : クロスハート対策その3にして、登場メタであり、仕事して回転に必要なlv3~lv4を出す効果と、条件ありですが消滅時に完全体を出す効果。そして道連れを持ってます。アヌビモンまでの繋ぎや、ごり押しの登場(対ジエスモンで稀にする)など早い段階で使うことを想定している反面、もう相手の盤面が出来上がっちゃってると無力です。
テイマー&オプション
ナイトレイド*3 : 切り札その3。かつアグロに移行したり、サイケモンを並べたりと手札で溜まっても使う機会は多いので3枚採用。
ミスト・メモリブースト*2 : 実はもういらないかも? と思っているカード。しかしテイマーが引けない、出せるカードがない、トラッシュに蘇生させたいカードがないなどの問題を解決できるので2枚だけ採用。落としたキーカードは最悪ドーベルモンで拾いに行く。
アリス・マッコイ*3 : 絶対出しておきたいコンボの要なので、3枚採用。4枚でない理由として3あれば大抵引けるし、2枚登場させる必要もないため。
月夜野瑠璃*2 : サマディ・シャンティを使う為の色、メモリ保証。アヌビモンで攻め込む時にDP5000以下のブロッカーに黙ってもらうためと、どこを読んでも強いので採用。
サマディ・シャンティ*1 : 切り札その4。セキュリティから捲れてよし、引けてよし。デジモンレストからのスターモンズで下げてアヌビモンで取れればもう最高という理由で入りました。
動き方
メインプラン
黄色以外の成長期、スキャッター、ネオデビ、テイマー、メモブの計27枚のどれかがあればとりあえずはセーフ。できれば成長期かスキャッターの18枚のどれかがあると嬉しいというラインです。
基本的には成長期か成熟期でセキュリティに殴りに行って手札を調整して、
ブラックメガログラウモン+アリスでアヌビモンを目指す。
蘇生先としては、
リカバリーできる高打点 ルーチェモン
打点を急に増やす ラブラモン+アイズモン コンボ
DPを下げて消滅させる、殴り倒すが選択肢として増える スターモンズ
クロスハートを封じる サイケモン
があり、とどめがさせずとも次につなげることが出来ます。
サブプラン
ネオデビモンの登場からのミネルヴァモンを早めにできれば、登場牽制になりますし、気軽にアタックして消滅してしまってもネオデビモンやブラックメガログラウモンを登場できます。
そこからからアヌビモンに進化するルートなど手札が重い状態からスタートしても最悪この辺ができます。
デジバーストができるブラックメガログラウモンもミネルヴァモンと相性がよく、進化元を落としてミネルヴァモンで構え、相手が登場すればデッキを回す子たちが登場し、消滅すればアヌビモンに進化するための完全体が出るのがグッド。
逆境を打破する切り札たち
アイズモン、ナイトレイド、レーベモンこの辺は打点ずらしのために入ってます。
アヌビモンによる打点ずらしに重ねて使うことでリーサルを変えて勝利するが基本戦法のため、このような形式をとってます。
サマディ・シャンティは少し独特で、アリスで消滅させるデジモンをレストさせて使うことで無駄なく相手をレストさせ倒す、無視するが選択肢にとれるようになるため詰む盤面を減らしてくれています。
スターモンズ引けなきゃ最悪メカノリモンにすら詰まされる可能性を持っているので。
警戒すべきカード
紅焔 : ほぼコンセプトを封じられるため、厳しいカード。ただ空撃ちをしてくるほどこのデッキに理解度がある方がイレギュラーなので、殴って消滅して場に残さない、最悪撃たれたらアヌビモンじゃなくてミネルヴァモンになってターンを凌ぐあたりが妥当かと。
アトミックメガロブラスター : セキュリティから捲れたらアヌビモンも取られるし、成長期数枚も取られるんでどこで出ても紅焔と違って殴り方でケアができません。
ポームモン互換系 : 効果で登場できない。ですがこれに関してはいろいろ対策をいれたので比較的安全に処理できます。瑠璃でレストさせる、スターモンズで消滅させるなど。サマディ・シャンティを使うのは勿体ないのでできれば上記のどちらかでどうにかしたいですね。
ブロッカー : 5000以下なら瑠璃、異常ならサマディ・シャンティ。突破してそれで止めをさせるのであれば行きたいですが……複数体いるとどうにもならなかったりします。
マグナモンX抗体 : 勝ち目が一気に薄くなります。気軽にレストしてくれるのでそこを狙ってミネルヴァモンで道連れにして、そっから畳みかけて……いや厳しいですね。
ムゲンドラモン : サマディ・シャンティもしくは、物量で押しつぶすか。でも物量作戦、もとい登場連打はカオスドラモンに焼かれてしまうんですよね。
速いデッキ系 : 大概登場が絡むのでミネルヴァでこちらも加速しながら、どうにかこうにか……純粋なアグロではないのでやはり速度では劣ります。
最後に
ふぅ書ききった満足(
ファンデッキで勝つことは結構難しいことではあります、頑張っていろいろ考えてコンボを行っても安定しなかったり、それ〇〇でよくね?となったり、
しかしやはり好きなデジモンで戦いたいんです。
勝っても、負けても
楽しかった! 手に汗握った、興奮した! あの引きは主人公だった!
そんな余韻に浸れる戦いを、勝負を、体験をしようぜ!
……そのためにも今後も戦いになるレベルに調整していかねばな。
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