暮らしの豆知識

少し前にリモコンが電池の液漏れでダメになったその矢先、今度は電子辞書の電池が液漏れしてた。

こうも同時多発的に電池の液漏れという被害に遭ったんじゃあやってられないと思い、電池の液漏れの原因と対策について調べてみましたよ。


よく言われる初歩的な原因は『使用推奨期限を過ぎた電池を使う』『+と-を逆に入れている』『古い電池と新しい電池を混ぜて使う』が挙げられるけど、そんな凡ミスをするはずもなく。

じゃあ他に何があるんだい?と他の原因を探って行くと『リモコンなどの消費電力が低い機器に長期間同じ電池を使用している』『長期間使っていないのに電池を入れっぱなしにしている』というのがあった。はい、まさにその通りでございます。リモコンの電池は確か4年ぐらいずーっと同じ電池を使っていたはず。そして電子辞書は電池入れっぱなしのまま一年ぐらい触れていなかったと思う。

液漏れというトラブルを起こさないためのちょっとした心がけ。それは、使う機器によってアルカリ電池とマンガン電池を使い分ければよろしいとの事。今の時代、ハイパワーで長持ちなアルカリ電池が主流でマンガン電池は戦力外通告な人も多いと思いますが、前述したようにリモコンのような消費電力の少ない機器に同じ電池を使い続けると、たとえ使用推奨期限の範囲内であってもリスクが生じてくるらしいです。だいたい3年も使ってりゃ危なくなるのだといいます。現に自分が使っていた電池も推奨期限は2017年や18年でした。それほど長持ちしないマンガン電池を使用することで1年や2年で定期的に交換し液漏れによる機器の故障のリスクを軽減できるようです。マンガンを使うのがイヤだったら別にアルカリでもいいので1年か2年で定期的に交換すればいいのではないでしょうか?


エネループを使っていたり、少々値段がお高くても国産メーカーの電池を使うことにこだわりを持っている人以外、どうせ電池なんて100円ショップに売っている6本108円とか8本108円のお徳用しか買ってないでしょ?(完全な決めつけ)

どうしてもお得感の意識や防災目的で8本入りとか10本入りなどの本数の多い物を買ってしまうと思いますが、“常備”という名の使いもせずに長期間ただ眠っているだけの電池でさえ液漏れリスクの対象なんです。「もしものために」と言いつつ結局使わない、使う機会がない。まるで片付けられない人の思考みたい。

一度、自宅にある電池が必要な機器はいくつあるのか、そしてそれらの機器はたくさんのエネルギーを使わなければいけない物なのかを一度点検してみるといいかと思います。昔のゲームボーイみたいに短期間でどんどん乾電池を消費していくことも少なくなっているのではないでしょうか?携帯電話もゲーム機も音楽プレーヤーも今はリチウムイオンの充電式ですし。

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