健康診断で苦戦するものfeat.控えめ大和撫子

今日は近くの病院で健康診断を受けた。

健康診断なんて、飽きるほど受けてきている。
毎回、苦戦するのが尿検査だ。

わたしの場合、とにかく出ないのである。
本人に似て、膀胱も【控えめ大和撫子】なのだろう。

そもそも、わたしって【控えめ大和撫子】の枠に入れるのかな。
入れなければ、何とかして紛れ込みたい。

とにかく、声を大にして、伝えておきたい。

わたしは【控えめ大和撫子】なんじゃーーーーー‼︎

今回は病院に着いてすぐに尿検査を提出する‼︎
そんな内なる野望を胸いっぱいに抱いていた。

そんなわけで、家を出るまでの間に500mlのペットボトル1本分の水を飲み終えた。

道中も病院に着いてからも、合計500ml近くの水を飲んだ。

一瞬、尿意が現れたけれど、すぐに去ってしまった。
なかなか思わせぶりな尿意である。

せめて、血液検査の前には尿検査を済ませたい‼︎
サイズダウンした野望も叶わなかった。

たくさんの人が順番を待つ採血室からお呼びがかかった…。

そして、つつがなく採血が終わった。

採血室を出るときに、尿意がひょっこり顔を出した。

これは逃せない‼︎

よくチャンスの神様は前髪しかないと言われる。
尿意だって、同じなのだ。

前髪しか生えていないとしても、頭頂部に一本しか生えていないとしても…。

それでも、掴むときには掴まねばねらない。

私は躊躇うことなく、掴んだ。

そして、無事に尿検査を提出することができた。

特に痛みがあるわけでもなく、ただ出すだけの検査だ。
でも、わたしにとっては、なかなかなかなかなかなかなかなか大変なのだ。

これからも【控えめ大和撫子】みのりんと尿検査の戦いは続いていく。

To Be Continued‼︎