【日記】焼肉屋さんが向いていない【22/6/7】

土曜日に、久しぶりに焼肉屋さんに行きました。最近できたばかりの店舗で綺麗でした。

焼き肉に行く度に驚くことが、素人が焼いても美味しい点です。しかしそこから「これをプロが焼いたら超めちゃくちゃ美味しい肉が出来上がるのでは」と考えてしまうのです。

正直に言うと、自分で肉を焼くことに喜びを感じることが出来なくて、「なんで調理の最終工程のひとつを体験型にしてしまったの?」と思ってしまうのです。ナンセンスな考えだという自覚はあるのですが。

どんなに美味しく焼けたとしても自信に繋がらなくて、一生「肉の焼き方、わからん……!」と思いながら焼いている。火さえ通していれば極端に不味いものになることはないようになっているのでしょうけれど、焼いている最中の不安ったら。


ちゃんと火が通っていないとこの場にいる全員がエグい体調不良になるかもしれないし、その割に肉の部位ごとの焼き方のコツみたいな情報も店内に無いことが多いから、宅を囲んでいる人たちと雑談しつつも内心「ひ〜〜〜〜〜!!!!」って叫びながら網の上の肉をチラチラ見ているのです。


2人くらいで、自分が食べる肉の面倒(焼き加減)は自分でみる方針なら気は楽なのですが。複数人で行くとトングの数が人数以下なので「他人の食べる肉を焼く」ということをしなければいけない。これが緊張してしまうのです。


でも焼肉屋って、「焼いた肉を食べてもらう」店ではなくて「客が焼いて食べる」店だと思うのです。その体験の提供が大前提にあって、肉は素人が焼いても美味くなるように工夫されているとは思っているのです。

それとも、あの薄さの肉を焼いて食べるのが美味しい!みたいな理論が先だったりするのでしょうか。それなら素人でも焼けるし、体験をコンセプトにした店にするか〜というのが焼肉屋のはじまりだったり……?


自分は焼肉屋のシステムに馴染めなさを感じているけれど、それはそれとして肉は美味しいという話でした。また行きたいという気持ちもありつつ、当分先でいいかな……と思う感じです。

でも当分先で良いかな〜と思って生きていると、複数人で焼き肉に行く機会しかないので、無限ループになってしまうんですよね。


一人焼肉、行っちゃいますか〜。


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