2023年9月3日~9日TCGニュース
こんにちは、竜斗です。
皆さんはTCGの大会動画はよく見るほうですか?
ツイッターで「MTGの大会動画が陰気すぎるのでもっとスポーツ寄りの実況をしたほうがいい」というのを小耳に挟みましてね。
わかるなぁと思う反面、同じようなボードゲームである将棋や麻雀とも比較するとプレイスピードが違う関係上、静かな実況にならざるを得ないのではないかという気もしています。
ただわかってるの前提の実況だなというのは強く思うことではあり、自分もスタンダードはまだわかりますが、モダンやレガシーを見てても「あのカードなんだ?」が気になって実況が耳に入ってきません。プレビューも短いので余計に実況聞いてない。
実況への負担は増大しますが、「激情を赤のカード1枚追放して想起! 4点バーンの対象は全てプレインズウォーカー!」みたいに喋ってもいいのではないかというのもわかる気がします。
折角の大会動画なので、出来れば新規もわかりやすいようには出来ないかなぁと感じるところですね。
色々言ってはいますが、MTGはかなり見やすいほう。解説の方もしっかり解説してくれるし(状況による)、カードプレビューも比較的素早い。
他のTCG大会、聞いてるか?
自分は大会を開いてるわけでもなく実況もしていない側なのであまり好き勝手には言えませんが、大会動画は未プレイであっても楽しめるものにすべきという意見には全面的に賛成です。
本音を言えば遊んでくれ!なんですが自分がそうであるように金も足りないし時間も足りないしモチベも足りないって人間は当然います。そういう人たちがTCGから離れていかないように動画コンテンツという手軽に触れられるコンテンツの存在は大事だと考えます。
……あれ? 自分で「そうだね。じゃあ、このnoteも動画で流すほうがもっと多くの目に留まるんじゃない?」って言った気がする……。
もしやるなら編集の時間と音関係の知識が課題だな……最悪アバターはなしとか適当に見繕うでいけるし……。
この記事はなんなのか
簡単に言えば今週あったTCGの動向メモのようなものです。
今週公式発表のあった出来事やカード内容に対して好きに書いていく記事になっております。
掲載タイトルは主に遊んでいるもの、動向をチェックしているものとなります。
画像は全て引用としての条件を満たすように記載しておりますが、何か問題があれば教えて頂ければ助かります。
意見提案はいつでもお待ちしております。
アンジュ・ユナイト
今日のカード
今週はレベル3の《観察モード トト》を紹介しましょうか。
レベル5のトトは公式でも取り上げられてたので以前に紹介しましたが、レベル3もEXのコストになるばかりではありません。むしろこっちが本体。
効果はリンクのみ。リンクはΩΣでATK+6000と相手のレベル5以下のプログレスに次ターンアウェイク禁止を付与します。
つまりどのようなことになるかというと、レベル3トトがリンクに成功する限り、自分のレベル5以下のプログレス1体が攻撃できなくなります。
どう頑張っても3回しか殴れないこのゲームシステム上、このロックは非常に強力であり、何かしらのドローサポートによってフォール状態になったプログレスの上に新たなプログレスを出し続けなければなりません。それも盤面が完成してなければ他の盤面も育てつつ。
この遅延と防御を一手にこなし、レベル3という非常に出しやすいレベル帯であることも相まって公式ディスコではなるべくレベル6以上で固めないといけないと話題になってました。
リンク4のΩΣなので確実に成功するかと言われると怪しいところではありますが、チャージが常に2以上あるなど工夫次第で成功確率はかなり高まります。
スタートでユーフィリア(白)が見えたら真っ先に存在を疑うべきカードでしょう。
カードファイト!!ヴァンガード
週刊ヴァンガ情報局
今回はストイケイアのカード4枚です。
どこヴァン
今回はバンドリライドラインのもう1つ、MyGOだそうです。
確か今アニメやってませんでした?
それではMyGOのリーダー、《イノセントクライ 高松 燈》を見ていきましょう。今回のG3は1枚です。
効果は2つ。1つはSB1でバインドからMyGOメンバーを1枚コール、相手がG3なら別名を2枚コールというもの。
MyGOメンバーはターン終了時どっか行くのでそれを連れ戻すのが役割ということですね。
もう1つの効果はオーダーがプレイされてないならCB1でデッキ、ドロップからMyGO楽曲をプレイできます。一番強い。
先述の通り、MyGOにはノーコスト4回攻撃の《碧天伴走》、全体スタンドの《迷星叫》があります。
さらにはこれらでスタンドすることでドライブチェックする《見つけた居場所 要 楽奈》の存在。
そのサポートをCB1で出来るという破格の効果になっております。
楽奈がいなくなる問題も1つ目の起動効果で解決するため、MyGOはいかに楽奈の追加ドライブチェックも含めて効率的に攻撃するかというデッキになります。え? あの子もキーパーソンなの?
オーバートリガーも公開されましたね。
追加効果はバンドメンバーを最大5人まで回収。1人1枚までですが、Vと同名を回収しちゃいけないとは書いていません。
Morfonica版もあり、オーバートリガーは箱特典だそうです。そういうのでいいんだよそういうので。
遊戯王OCGデュエルモンスターズ
WORLD PREMIERE PACK 2023収録カード公開(ゲートガーディアン)
ワールドプレミアパックで最も期待を寄せられていると言っても過言ではないゲートガーディアン!
一番の特徴は三魔人の新しい合体形態たちでしょう。
なんと2体合体も出来ます! 原作ではスーガだけ破壊された《雷風魔人-ゲート・ガーディアン》だけでしたが、これだけ出すなら残りの組み合わせも作るかと思ったのでしょう。愛が強い。
合体方式はそれぞれフィールドからの除外、合体魔人のみ手札や墓地から除外してもよしとかなり合体しやすくなっています。
合体魔人は倒されてもゲート・ガーディアンを特殊召喚出来るので本家を出せ、2体合体はパーツの1枚を場に戻すことが出来ます。
その他にもちゃんとフィールドになり、原作通りウォール・シャドウによって攻撃力1600未満のモンスターを破壊できる《ラビリンス・ウォール・シャドウ》、雷風魔神状態の必殺技、《魔風衝撃波》、完全再現の《フォース・オブ・ガーディアン》、繰り返し使える《地雷蜘蛛の餌食》など流石にボードゲームはしませんがOCGのルールの範囲で堅実な原作再現が出来るようになっています。本当に作ったやつの愛が凄い。
勿論元々のモンスターたちも再録!
これで買えばゲートガーディアンが組める!
え? リメイク元のシャドウ・グールとか? まぁあっちは別に……。
WORLD PREMIERE PACK 2023収録カード公開(汎用カード)
今回はすでにMDで先行実装されてる《共鳴の翼 ガルーダ》など。
抜け道は多いもののストップカードになりそうな《呪縛衆》、罠になった代わりにめちゃくちゃ強くなった皆既日食の書こと、《魔砲戦機ダルマ・カルマ》などが強そうな感じ。
他種族・属性サポートもなかなか良さそうですね。
Vジャンプ11月特大号付録カード公開
今回の付録は《征覇竜-ブレイズ》。かの征竜のエクシーズの姿ではありますが、属性サポートを謳いつつ環境を壊した彼らとは違ってしっかり属性サポートに徹しています。多分。
効果は2つで1ターンに1度、X素材を取り除いて自分の手札・フィールドのカードと相手のカード1枚を破壊する効果とドラゴン、炎属性を手札・墓地から2枚除外してブレイズを蘇生する効果を持ちます。
X素材を取り除く破壊効果は一見ネフティスや炎王などと相性がいいように見えますが、ランク7が足を引っ張りますね。どうやって出すか……。
汎用として見ると蘇生が出来るかもしれないダイヤウルフなので悪くはない気がします。悪くはないだけなんだけど。
マジック:ザ・ギャザリング
エルドレインの森発売!
トップレアは《鏡に願いを》。
追放領域を経由するサーチカードですが、協約を達成してそれが4マナ以下の呪文なら唱えることも出来ます。
実質黒のトリプルシンボル4マナでデッキ内の4マナ以下のカード全てを唱えられるため、ピン積みの多いシルバーバレットが取りやすくなったりします。シェオルも出るよ!
協約で捧げるアーティファクトは血がいいでしょうか。場合によっては培養器だったり手がかりでもいいでしょう。豊富すぎる。
《アガサの魂の大釜》も人気です。
これは追放したクリーチャーの起動能力を+1/+1カウンターの乗ってるクリーチャー全てが使えるようになる置物であり、色々悪さをするためのシステムカードですね。
その面白さから下環境でも大人気です。下環境のほうがやばいカード多そうだな。
パッと考えたところでは《根導線の融合体》を除外しておくことで5マナさえ払えば全てのクリーチャーが3倍トークンになったりします。
デメリット付きの大型でやると良さそう。
あとは《慈愛の王、タリオン》や《執念の徳目》、《探索するドルイド》なんかも結構良い値段しますね。
タリオンは1~10までの数字を指定し、相手がその数字のマナ、パワー、タフネスを持っていれば2点ダメージを与え、こちらは1枚ドローするという一風変わった行動制限札です。
フェアリーが今回強くなりそうなのでその切り札としても使えますし、黒単にタッチで入れても良さそうです。鏡で引っ張れますし。
《執念の徳目》は出来事持ちのエンチャントサイクル。
出来事は-3/-3修正と2点回復。本体はアップキープ開始時に墓地のクリーチャーを蘇生という大がかりな蘇生エンチャントです。
ランプ系のゴールとしていいですし、その間に中型を捌く時にも出来事側の-3修正が強力です。
《探索するドルイド》は2マナで緑以外の呪文を唱えることでカウンターがじゃんじゃん増える育てるタイプの5色用カード。
出来事がインスタントかつ一般的な衝動ドローをしているため、相手のエンドで動いて土地がめくれればセット出来たりと融通が利きます。
Vtuberの蒼紅ちかさん主催の蒼紅杯にて10-0という驚異的成果を出したナヤトークンでも採用されていたようです。
緑と赤の出る多色全てで使える……?
ポケモンカードゲーム
レイジングサーフ追加カード公開
今回は主に動画から。
バトルスピリッツ
公式X情報
今回もゴジラやドリームデッキから。
ちなみにプレミアムカードセットもアイカツとタイバニが出るようですね。
Vividz
公式X情報
リストは出たけどカード紹介はまだやってるようなので紹介をしてる限りこちらでも見ておこうかと。全部は見れてないですしね!
《DRAW A DREAM 犬山たまき》は3コスのエンゲージ。
対象は2コス以下なので割と範囲は広いですね。
《徹底調査 鬼灯わらべ》はたまきとコネクトしていればのりプロ全体のパワーを+2000出来る上、エネ1枚でトラッシュのたまきエンゲージをコネクトできるので《#わらたま》の達成にもってこいですね。
《大切なものに囲まれて 稲荷いろは》は珍しく名称持ちのイベントですね。タクマもいるけどあれはなんというか例外感が。
1コスのイベントで1ドローでき、キープに置いていればのりプロのキャラが退場したら同名のキャラをエネから登場させることが出来ます。
ゲーマーズはSSRレグルシュでサーチが出来るので使いやすそうですね。
《大人なレディ レグルシュ》も2コスのイベント。
こちらはキープをお互いエネルギーに置き、自分のエネののりプロをキープに置けます。
相手の厄介な妨害キープを剥がせるのでなるべく入れておきたいですね。
これ、SSRレグルシュほぼ必須カードになってしまうのでは?
《Mishiro Wonderland 白雪みしろ》は333コスの特殊召喚キャラです。一目でわかる通常プレイさせる気のないコスト。
登場させる方法はエネ2枚でアタック成功しているみしろの上に登場させること。アーゼウスか?
アタック成功時にEXPのみしろをさらにこのカードのいるエリアに登場させることも出来ます。3回アタック出来るのか。
現状ののりプロミッションだとわざわざ3回アタックする必要はありませんが、楽しそうなのでヨシ!
Z/X
公式X情報
今回もエンジョイゼクスからですね。
先に魔界……異界村サイドの切り札とボス。
《武装:ホーリーブレイブランス》はアームズ5種類がトラッシュにあることでユーリにつけられる最終兵器。元ネタは魔界村において2週目で使える波動砲(プリンセスの腕輪)ですね。
ノーコストでターン1リブートが使えるようになり、基礎パワーも上がるので多分波動砲レベルの強さ。
BOSSはアスツァールでした。
トラッシュ3枚ごとにコスト軽減できるク・リトなので割と便利そう。
さらに低コスト封じも持っており、コスト5以上をノーコスト破壊も出来るので出せれば良い制圧札になりそうです。あれ? ユーリ負けてない?
ク・リトなので色々活用方法もあると。
さて、八千代とアルモタヘルはマイクラでしたね。
クラフト特徴持ちで色々やるようです。というか本人たちに種族がない?
《新米クリエイター ヤチヨ》は登場時にリソースのクラフトを3枚まで戻して1枚につきアイコン2個獲得し、戻した分デッキ上からリブートでリソースに置けます。え? 最大3コス返ってくるの? いいのかそれ?
《ヤチヨの相棒 アルモタヘル》もリソースリブートはしないものの、登場時に2枚リソースを入れ替えることが出来るのでこれでリソースにクラフトを多く埋め、ヤチヨでアイコンとリブートを狙うデザインのようです。
《ワンダフルクリエイト》を見ると箱アイコンを消費して同コストのクラフト持ちを登場させられます。作れと。
8個でデュナミスにいるクラフトも出せるのでこの辺が切り札ですね。
クラフトは基本的には攻撃できず、破壊されると箱アイコン1個になるようです。最低限の素材は返してくれるのか。
切り札だけまた来週頭ですかね。
マイクラだし、エンドラ代わりと……案外原作通りベッドが切り札扱いされる可能性もあるか?
TNTがヤチヨのリソースを爆破してアイコンを得る効果と考えるなら残ってるのはそことあと溶岩とかかなとは思いますが果たして。
ゼクスはこういうおふざけ効果を全力で再現するとこは好きですね。
あとがき
今週はこんなところでしょうか。
どこもパック販売が控えてるのでカード紹介多めですね。
あれ? 9月ってまた被りまくってる?
では今回もお付き合い頂きありがとうございました。また来週。
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