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お絵描きリハビリ中のファンアート③ちょっとずつ工夫

3Dヘッド+トレス可おててポーズを使ってとうらぶのキャラを描くらくがきシリーズ 

11枚目

「無様ですね」ってののしられたいです 亀甲といっしょに

ステゴサウルスみたいな髪やタレ目が難しかった。まつげを黒でなく髪色で抜いてまつげを濃くみせるやつをやってみました。これ、なんどかやってみてるんだけどなかなか思ったようにならない。こういうまつげの子ほかにもいるので、また練習してみよう。

似てな……くはないと思うんですが、やっぱゴツいですか? きゃしゃな男性は難しい。 
仕上がりが妙にさみしい感じで、蝶とか飛ばしてしまった。なんとなく個人的に納得いかない出来なのですが、どこというのがわからず、あきらめて仕上がりとしました。色素が薄い系のキャラはメリハリつけるのが難しいですねえ。インスタのサムネで見てもなんか地味です。髪の質感はいつもより上手にできたと思います。

髪の塗りは、頭部の丸さに合わせた陰影と毛束の質感の両方がありますよね。頭部はおおまかに球形だから、光源がわを明るく逆側を暗く、カーブに沿うように塗って、境目をもっとも濃くする(Shade)のが基本。(ここはあまりタッチをつけず、エアブラシなどで処理する) で、髪の根元が密集している分け目とか首まわりは落ち影(Shadow)で濃くなる。毛束は頭部からの距離とは関係なく光源からの角度によって濃淡がついて、陰影のつけかたとしてはリボンとかに似ている。ねじれた部分に影がつく。ハイライトは全体とのバランスで微調整が必要な気がして、まだ研究中。

髪の塗り、ちょっと整理してみた

おまけ。背景をちょっと変えてみました:

右は背景に濃い目のグラデーションをかけてみた

心なし、右のほうがしまって見える気がするけど、どうだろう? もとの絵(左)のほうが、ほかの絵とのなじみはいいんですが。

10枚描いてちょっとはリハビリになったのか、ほぼトレスの絵でも多少は工夫をしようかという気になってきました。

12枚目

今日の夕餉は、カレーうどんか……ふふっ

色素が薄くてまつげが抜きになってるキャラをもう一枚描こうと思い、彼にしました。私にしてはわりと似ている。なぜ?

色素薄い系のキャラを描くとき、たんに背景色を濃くするだけだと浮いて見える(のと、キャラに濃いコントラストをつけることになる?)と11枚目で思ったので、いくつか案を考えました。

色素薄い……というか明度の高いキャラと背景の案

①は普通の背景色です。余談ですが真っ白のキャンバスは目に負担になるのでいつも灰色を置いていて、それが気に入って灰色背景が多くなりました。でも白っぽい(明度が高い)キャラだとコントラストがつけにくくてのっぺりして見える。

②は明度が高くてもキャラと区別がつきやすい色を背景色にする。ブルーとオレンジでしっかりめに色がついているのでキャラを目立たせやすそう。

③は逆光を利用してキャラ全体に光の表現をつける。ドラマチックな効果が生まれやすいかと。

②が無難で③がちょっと難しい。逆光のイラスト見るのは好きなんですけど描くとあんまりうまくいったためしがない。でも、今回はリハビリがてらなので、やってみました。

Q: まさかこの線画で塗りに入るの? A: はい

彩度を落とした色で塗り分け、ざっと影つけしたらこんな感じでした。ベースの肌色の彩度を落として、彩度の高い肌色をポイントに置くといいというのをどこかで見かけたのでやってみた。影色のほうの彩度を高くするというのは面白い感じがするので、別の絵でもまた試してみたい。

左の全体にさらに影色を大きくのせてから、加算発光レイヤーで削るような感じで光を入れる

影はあまり濃くつけると暗くなりすぎるので順光より軽めにして、加算発光レイヤーで大きめに光を入れました。で、あとはいつもどおり統合して加筆して完成です。逆光はいつもなにかしら不満が残るんですが、今回はそこそこうまく仕上がってる気がします。顔まわりだけだからかな。彼くらい中性的な顔だと女子のバリエーションで描けるので、逆に描きやすいのが発見でした。加工とかもいろいろ試せて面白かったです。

noteは明暗差が大きいイラストは画質が悪く見える気がするので、インスタのほうもよろしければ。

十三枚目

また花びらですか、主?

和装が続いたので洋装の子で。完全に少年の年代だとこれも逆に描きやすいな。

篭手切くんの篭手切くん(卑猥な意味ではない)がどうなってるのかわからず、フィーリングで適当に描いてしまったことを懺悔しておきます。

12枚目の塗り方をもうちょっと研究してみようと思い、「固有色の彩度低め・影色とハイライトの彩度高め」で塗ってみました。が、めっっちゃ難しかった。だいたいいつも影色は全部おなじ色(焼き込みリニアで赤紫系)でばーっと塗っちゃうので、影色を考えるだけでひと苦労でした。顔だけのアップだとこういう塗りが映えるのかもしれない……? でも途中からなにをしてるのかわからなくなってきた。10枚目くらいまでは「塗りのコツがちょっとつかめてきたかな♡」みたいな気分だったのに、今、「色塗りひとつもわからん」ってなっている。助けて篭手切くん……。

らくがきに毛が生えたようなイラストなのでつい細部に手を抜きがちで、完成したやつを見ると「なにか惜しい」感じになりますね~。今話題のAIのお絵描き、色塗りのクオリティをあげるのに最後だけお手伝いみたいなこともしてくれるんですかね? 線画も色塗りも、なんならレイヤー分けもやってくれるとTwitterで見かけたんですが。あとやる気がでないときにへし切長谷部の口調で励ましてもらっていいですか??

背景は白~灰色縛りでやってるんですが、この絵にはブルーのほうが合ったかもしれないな。でももうレイヤー統合しちゃった。

今回は背景の桜・手前の花びらのほかに眼鏡が3D素材、瞳、髪の毛のツヤツヤも素材です。

しゃしゃっと描けそうで描けない髪のツヤ。自分で描いたのよりいいかもしれない。

十四枚目

昭和生まれの秘儀・ホワイト飛ばし

前の記事にAsaさんがコメントくださって、そこでリクエストいただいたので喜んで描きました。あとは髪の毛の練習にいいかなと思って。

手のポーズもだいぶ尽きてきて、だんだん難易度が高くなっている……。今回は「結った髪をほどく」にしてみました。ポーズは3Dでいいにしても、けっきょく服のしわとか考えないといけないんで、資料集めから逃れることはできないんだなと観念しました。

今回は彩色にすごく苦労して、パーツ分けした服やら髪やらを何度も色調補正してもどーうーしてもーしっくり来なかったんですが、肌の色を黄色→ピンク寄りに調整したら嘘のようによくなりました。歌仙……おまえ……ブルベだったの??

デカくて顔が濃い男が好きです 初期刀組なら歌仙一択

歌仙は内番着で前髪を上げてるのがかわいいですよね。あれをほどいて戦闘装束にするとこが描きたいな~と思ってこういうポーズになりました。

今回のらくがきシリーズでいちばん時間かかったと思います。惜しむらくはタイムラプスを取ってなかったのと、解像度低め(72dpi)で描いてしまった。お顔いい感じに描けたのに拡大に堪えない……。

影色の彩度上げるのはもうちょっと続けてみようと思います。あと固有色・影色・ハイライトの幅をもう少し広げると、見ていて目に楽しい絵になる気がする。単に色相をずらして明度を上げ下げするだけじゃなくて、もうちょっとこう、工夫してみたいです。

十五枚目

ドヤ顔がかわいい男士No.1

長谷部リベンジ! 西は小学生なので足の速い男が好きだということをいま一度周知しておきます。

前回のはあまりにも……顔が似てなかったので、今回はお顔を似せる部分をおもにがんばりました。服はめっちゃ難しかったのでジャージにすればよかった…… 顔は前よりよくなったと思う! タレ目の三白眼ぎみに描くといいんですね。私わりと黒目を大きく描きがちなので、それで前回は失敗したのかな。あとはやっぱ細い男性の顔を描くのが苦手ですね。もっと小柄な男子や少年だと女子のバリエーションで描けるんですが、美人系の男性の顔が難しい。まだ18歳くらいに見える……。
でも奮闘した、長谷部もきっと「がんばりましたね、主! 今夜の晩酌は瓶一本よぶんにつけましょうね」って褒めてくれると思う。

スーパーで卵の価格暴騰におどろいてぼうぜんと立ちつくしているところを見てみたい男士No.1

というわけでとうらぶらくがきシリーズ第三弾でした。もっと気楽に描くつもりだったんですがやりはじめたら意外と気合が入ってしまい、後半になるにつれ加工などに凝ってしまった感があります。加工でごまかさず上手に描きたいな! やっぱり基礎錬でしょうかね?

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