日本着陸の航空機予約停止要請に思うこと・2

先ほど以下の記事を書いた後で思ったこと.

そもそも全世界からの外国人入国禁止措置を取った時点でWHOに非難されていたらしい.ウイルスは国籍に関係なく感染するのに,外国人だけ入国制限するのは論理的ではない,との批判.それ自体は理解するが,そもそも「国」というのはそういうシステムなのではないだろうか.国は自国民の利益の為に政策を取る.科学的には国籍は関係ないというのは正しいが,国としての政策は必ずしも科学的に正しいことのみが正しいとは限らない.WHOは日本のためなんて思ってくれない.国は,世界の役に立つことがひいては自国民のためである,と考えるなら,そういう政策をとってもいいが,自分の国の国民ことを最優先に考えるべきだ.その人が住んでいる場所がどこであろうとも,国籍が日本である人に対して利益になる政策を取ることが日本の国策として正しい.だから,自国民のみ入国可能,とするのは,政策として十分に考え得る措置である.それは,自国民の人権を守るという基本方針に基づいている.たかがWHOから非難されようが,貫き通すべき大切な方針なのではないだろうか.


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