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登拝からのお松明


朝は大神神社


2日目は大神神社へ
去年の6月に行った際、めちゃくちゃ混雑していたので(コロナ禍からの登拝再開)登りませんでした。なので、2年以上ぶりの登拝となります。もう10回くらい登っているかも。

三輪のなで兔

相変わらずのすがすがしさ。一直線拝殿へ。そしてその奥の狭井神社へ。


おはようございます

登拝口はこちらです。お山は一切撮影禁止。
山で感じたことは自分の大事なこととしてしまっておきましょう。

登拝の入り口

今回はゆっくりといったのにもかかわらずあまり人はいませんでした。
7番目に入山したようです。

2年前とは違い、入り口での申込書が複写式になっていました。びっくり。
下山したら申込時に渡される控の紙を提出することになってました。登拝証(首から下げるもの)も新しくなっていました。
あまり詳しくは記せませんが、山の中の階段がずいぶん整備されていました。登る途中では、山を整備している方もいらっしゃいましたね。

登って降りてゆったりと90分くらい。山の冷たい空気を吸いながら、体内がすっきりしました。久しぶりでしたが、いいものです。三輪山はアップダウンはありますが、結構登ってばかりの山なので足元はしっかりしたものをはいていかないと滑りますので注意。

くわしくはHPリンクしておきます。


午後は東大寺へ

三輪から奈良へ電車で約30分くらいです。
午前中で三輪山から下りたので、その足で奈良駅へ向かいます。
そして、東大寺へ。

二月堂正面
松明があがってくるところ
これを見て泣けましたね…久しぶりすぎて

東大寺の修二会(しゅにえ)の期間中でした。
修二会はお松明が有名です。一度結構前に見に行ったのですが、いつだったか…。

東大寺の大仏殿よりさらに奥の二月堂が修二会の場。十一面観音さまがいらっしゃいます。三月にはいると二月堂では約二週間、行われる宗教行事。
そこで行われる十一面悔過。
これは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔することを意味する。とあります。

お水取り、といわれるのは観音様に捧げる水を井戸からくみ上げる儀式。ちょうど私が三輪にいた夜中におこなわれていて、ニコ生で中継していたのを見ながら横になっていました。その翌日に二月堂に登らせていただきました。昼間の行(日中日没)を近くで聴聞することができます。今年から聴聞ができるようになったそうで、貴重な経験をすることができました。

水の行と火の行、火と水。宗教儀式の形の極みといったものが一二〇〇年以上も続いているのかと思うと胸が熱くなりました。

一人旅をする理由

一日でお山に登り、二月堂まで二回も(午後と夜)登るのは他人さまにはおすすめしませんが(めちゃくちゃ歩きます)、無心でその場に身を置くという経験にはなります。とても心が満たされました。
家族であっても、人が介在すると、こういうものはしにくいので、一人旅を年に一回はしないとどうもすっきりしないのです。

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