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京都の三尾を歩く

先日、京都奈良に独り旅に行きました。1年半ぶりの独り旅なのでとりあえず行きたいところへ。今回は京都の奥、栂ノ尾から高雄に抜ける道を歩いて回ってきました。

京都の三尾とは


栂ノ尾の高山寺、槙尾の西明寺、高雄の神護寺という3つのお寺を回るエリアです。秋には紅葉の名所となっています。今回は6月という湿気!という時期に行きましたのでほとんど誰にも会わずに汗をかきかき歩いていました。

京都から230円


新幹線で午前中のうちに京都に到着し、その足でその日に宿泊するホテルに荷物を預け、バスに乗ります。栂ノ尾行きのバスは京都駅や四条近辺から出るバスに揺られて1時間弱で到着します。230円で行くことができる京都の奥座敷。

まず初めに高山寺へ


ちょうど、旅に出る直前に明恵上人のことを河合隼雄さんの本で読んでいました。明恵上人は「夢記」を記していて、青年期から晩年までの夢を記録し続けた人でもあります。今ではその「夢記」をe国宝でスマホやPCから見ることができるんですねぇ…

明恵上人の居た寺はどんなところだったのだろう、と興味が出てきたのでこの場所に行ってみたくなりました。古くは奈良時代からあったとされましたが、荒廃してしまった後、鎌倉時代に後鳥羽上皇の命で明恵上人がこの地を再興したそうです。この後に行く神護寺に明恵上人はもともといらっしゃった、とのこと。

御廟からの眺め


明恵上人の御廟(お墓)からは栂ノ尾の山々が美しく見え、良いところだなぁと思いました。
ただ、2018年の台風被害で寺の修復が必要なようで、あちこち荒れていたのも事実です。クラウドファンディングで修繕費を募集していました。

日本最古の茶園もあります

お茶を一番最初にお茶の木を育てた場所になるそうです。茶園ありましたが、ちょっと荒れてましたね…


石水院

鳥獣戯画などの国宝は博物館に実物は預けられているので、見ることはできませんでしたが、石水院での雰囲気はとてもよく、ゆっくりすることができました。ちょっと残念なのが御朱印…。印刷?と思うような書き置きでした。(ほかの方の御朱印をみても判を押したような感じ…おや?よくよく見てもなんか印刷…?日付は書かれているようでしたが前日のままでした。)

敷地内をぐるっと歩き回りました。もうちょっと奥に行きたいなぁと思いましたが、規制されていて奥にはいくことができませんでした。(山の奥に入りたいと思ったのですが、台風の影響、その後の復旧がされていないなどで、山があれているような感じもありました。)

次は歩いて西明寺に向かいます。


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